パリ・オペラ座エトワールたちが集う「ル・グラン・ガラ2023」古典から新作まで勢ぞろい

「『ル・グラン・ガラ 2023』マチュー・ガニオとドロテ・ジルベールからの贈り物」が、7月31日から8月3日まで東京・東京文化会館 大ホールで上演される。

「ル・グラン・ガラ」は、フランスのパリ・オペラ座バレエ団のエトワールであるマチュー・ガニオとドロテ・ジルベールを中心に、同バレエ団のトップダンサーが集まるガラ公演。2018年の第1回公演、2019年の第2回公演とは異なり、今回はガニオとジルベールが演目のプロデュースを手がける。

出演者にはガニオとジルベールのほか、ユーゴ・マルシャン、アマンディーヌ・アルビッソン、レオノール・ボラック、リュドミラ・パリエロといったエトワール、そして2020年に首席で入団し、日本人の母を持つ若手クララ・ムーセーニュらが出演。また特別ゲストとして、ドイツのシュツットガルト・バレエ団からフリーデマン・フォーゲルが参加する。

公演では、AプログラムとBプログラムの2パターンが回替わりで上演される。Aプログラムでは、ジェローム・ロビンスがショパンの音楽に乗せて振り付けた「イン・ザ・ナイト」において6人のエトワールが共演する。Bプログラムでは、ジルベールとマルシャンによる「うたかたの恋 マイヤーリング」のパ・ド・ドゥや、フォーゲルらがキース・ジャレットとレディー・ガガの音楽に乗せてマッチの火を用いて踊る「悪夢」、そして日本初演となるアルビッソンらの「椿姫」などが披露される。