専門家が曲・出演者を選ぶ「この人 この一曲」第3回は片山九郎右衛門による「松山天狗」

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企画公演「この人 この一曲」第3回が、7月16日に神奈川・横浜能楽堂で開催される。

能「松山天狗」より。(撮影:渡辺真也)

能「松山天狗」より。(撮影:渡辺真也)

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来年1月から大規模改修工事のため一時休館する横浜能楽堂が、休館前最後の企画公演として行う「この人 この一曲」は、能楽に関する専門家が曲・出演者を選び、上演するシリーズ。その第3回となる今回は、能楽研究者の西野春雄による選定で、京都の片山家当主・片山九郎右衛門により「松山天狗」が上演される。本作では、保元の乱で敗れ、讃岐・松山の地で崩御した崇徳上皇の霊の怒りが描かれ、九郎右衛門がシテとして、老翁・崇徳上皇の霊を勤める。

「松山天狗」の上演前には「私が選んだ訳」というタイトルのトークコーナーが設けられ、古典芸能解説者の葛西聖司が聞き手となり、西野が九郎右衛門による「松山天狗」を選んだ理由、そして見どころを明かす。

なお本公演は、字幕解説アプリ「能楽鑑賞多言語字幕システム『能サポ』」が導入されている。事前にスマートフォンやタブレットにアプリをダウンロードすることで、舞台の進行に合わせた解説が表示される。解説は、日本語、英語の2カ国語で配信される。

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企画公演「この人 この一曲」第3回

2023年7月16日(日)
神奈川県 横浜能楽堂

「私が選んだ訳」

出演:西野春雄
聞き手:葛西聖司

能「松山天狗」(観世流)

出演

シテ(老翁・崇徳上皇の霊):片山九郎右衛門
ツレ(天狗相模坊):味方玄
ツレ(小天狗):観世淳夫
ツレ(小天狗):分林道治

ワキ(西行法師):宝生常三
アイ(番の鳶):島田洋海

笛:杉市和
小鼓:田邊恭資
大鼓:原岡一之
太鼓:小寺真佐人
後見:清水寛二、大江信行、梅田嘉宏
地謡:観世銕之丞、観世喜正、古橋正邦、坂真太郎谷本健吾安藤貴康、武田祥照、小早川泰輝

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読者の反応

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ばみ @WanBow3

#横浜能楽堂 #片山九郎右衛門
#松山天狗
いいねぇ~

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