手放しで褒められる作品になればいいな…荒牧慶彦プロデュース「Clubキャッテリア」開幕

Stray City シリーズ「Clubキャッテリア」が本日5月12日に東京・品川プリンスホテル ステラボールで開幕した。

本公演は、舞台を中心に活動する俳優6名が出演し、“最強タレント”に成長すべくさまざまな試練に挑む様子を送るテレビ番組「ろくにんよれば町内会」（通称ロクマチ）から生まれたオリジナル舞台。荒牧慶彦が企画・プロデュースを手がけ、脚本にかが屋、演出におぼんろの末原拓馬を迎えて立ち上げる。出演者には、石川凌雅、泰江和明、田中涼星、廣野凌大、福澤侑、持田悠生、笹森裕貴、立花裕大、そして荒牧が名を連ねた。

開幕に際し荒牧は「僕は舞台というものが大好きで、お客様と一体になれる瞬間、物語の1つ1つに一喜一憂できる感情、そういうものをすごく大事にしたいと思っております。僕が今まで培ってきた想い、感情を演出の末原さんだったり、脚本のかが屋さん、いろんな頼りになる大人たちとともに作り上げてきました。さらに最高のキャストがそれぞれの持ち味を活かしてくださいましたので、手放しで褒められる作品になればいいなと思っております。この作品が、たくさんの方に愛される作品になるよう、僕自身も尽力してまいりたいと思いますので、ぜひぜひ、最後まで応援のほどよろしくお願いいたします」とコメント。

演出の末原は「みなさんがそれぞれ色々なことをやってきたものを、とにかく全員がしっかり力を合わせて1つのものを作るというところに、すごく命をかけた部分がありました。みなさん毎年、色々な舞台に出ておられますし、これから先も色々な作品に出るなかで『この1本が特別』だと自分達が思えるような作品になったと思います」と自信をのぞかせた。

荒牧と末原のコメント全文、およびキャストのメッセージは以下の通り。上演時間は約2時間20分、公演は5月21日まで。なお本公演の12日18:00開演回、21日13:00開演回と18:00開演回は配信が行われるほか、10月下旬にはBlu-rayが発売される予定だ。

石川凌雅コメント

やあ。僕の演じるクロは嘘がつけない役なので、僕がホストとして振る舞っても、嘘は絶対つきません。クロは本当に本当に、馬鹿正直で真っ直ぐで単純で純粋な、すごく素敵なキャラクターです。1度だけでなく、2度も3度も楽しんでいただけると嬉しいです。

泰江和明コメント

ミケはクロのことが本当に大好きです！ 秘密を抱えているミケは、僕にとってすごく近寄り難いキャラクターでしたが……凌雅と一緒に、クロと一緒に、そしてみなさんと一緒に素敵な役にできたと思います。みなさんの心を鷲掴みにしていきたいと思います。

田中涼星コメント

こんばんは。僕のシャムという役はですね、変化を楽しんでいただければと思います。最初から最後までどう変わっていくのか、変化です。よろしくお願いします。キーワードは変化です。

廣野凌大コメント

どうもみなさん。俺様だ。

見ての通り俺様という役は、俺様か、俺様以外か。

それだけ。以上。

福澤侑コメント

よろしくお願いします。

ベンガルはですね、とにかく熱い。なのでみなさん、ベンガルを見るときは火傷しないように気をつけてください。

持田悠生コメント

僕のキャラは、そうだなぁ。簡単にいうと猫を被ってます。猫だけに。なので、裏の顔と表の顔をぜひお楽しみください。

笹森裕貴コメント

知りたきゃ見に来い▽

以上。

※▽はハートマークが正式表記。

立花裕大コメント

ladies and gentlemen 紳士淑女のみなさまがた、そしてかわいい子猫ちゃんたち。クラブドーシャ支配人のラガマフィンです。エクセレントなキャストたちをご用意いたしました。ぜひご堪能あれ。

荒牧慶彦コメント

おかえりなさいませ、お姫様。

どうしてそんなに震えてるんだい。寒いんだったら僕があたためてあげるよ。っていう、あたためてあげるキャラです。

このStray Cityシリーズ「Club キャッテリア」のはじまりは、日テレで放送されていたバラエティ番組「ろくにんよれば町内会」の企画の1つとして動き出しました。

僕は舞台というものが大好きで、お客様と一体になれる瞬間、物語の1つ1つに一喜一憂できる感情、そういうものをすごく大事にしたいと思っております。

僕が今まで培ってきた想い、感情を演出の末原さんだったり、脚本のかが屋さん、いろんな頼りになる大人たちとともに作り上げてきました。さらに最高のキャストがそれぞれの持ち味を活かしてくださいましたので、手放しで褒められる作品になればいいなと思っております。この作品が、たくさんの方に愛される作品になるよう、僕自身も尽力してまいりたいと思いますので、ぜひぜひ、最後まで応援のほどよろしくお願いいたします。

末原拓馬コメント

キャストのみなさんとは全員はじめましてだったので、ワークショップ的なこととか、どういう演劇をやってきたのかとか、すり合わせから始めました。

みなさんがそれぞれ色々なことをやってきたものを、とにかく全員がしっかり力を合わせて1つのものを作るというところに、すごく命をかけた部分がありました。

みなさん毎年、色々な舞台に出ておられますし、これから先も色々な作品に出るなかで「この1本が特別」だと自分達が思えるような作品になったと思います。

そして、観てくださった方が劇場を出た後も「宝物になるようなもの」をお届けしたいという共通の目的で走ってまいりましたので初日がとても楽しみです。