演出を手がける
松本祐子コメント
「地獄のオルフェウス」初日が開きました! テネシー・ウィリアムズはこの作品について「人々の心に取り憑いて離れない、答えの出ていない疑問についての物語」と書いています。
その答えを求め続けることは苦しい思いをすることなのですが、求めずにはいられないのが人間で、それは演劇を創る行為にも似ています。普段は隠している欲望や夢や願いがテネシー・ウィリアムズの言葉とともに激流となって流れ出すこの作品は、演じる側にも強い熱量が求められます。俳優たちの熱い闘いをアトリエという緊密な空間で感じていただきたいと願っています。そして閉塞感の蔓延る世の中で、それを突き破りたがっている心の中の自由への羽ばたきを見つめなおしてもらえたらと願っています。
文学座公演「地獄のオルフェウス」
2023年5月9日(火)~23日(火)
東京都 文学座アトリエ
作:
訳:
演出:
出演:赤司まり子、
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木津 誠之 @kizupon
地獄の扉を開けてお待ちしております。 https://t.co/Ziz0cBmO55