「BASE METAL」東京公演が開幕、藤沢文翁「この不死鳥の炎を体感して」

音楽朗読劇 READING HIGH 5周年記念公演「BASE METAL」が、昨日5月3日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスで開幕した。

「BASE METAL」は、“3.5次元”のエンタメを目指す音楽朗読劇 READING HIGHの5周年記念公演の第3弾。1月に大阪で5周年記念公演第2弾として上演され、このたび東京でも上演される。

開幕に際し、山寺宏一は「聴いて観て体感できる素晴らしいエンターテインメントですので、楽しみにしていてください。僕の役は錬金術師を名乗っているけど、実は詐欺師なのですが、果たして僕が声優として、俳優として、錬金術師になれるのか、はたまた、詐欺師やペテン師で終わってしまうのか……皆さんの目で確かめてください。錬金術師になれてたらいいな……」とコメント。梶裕貴は「今回のREADING HIGHも安定の面白さ。いや、想像以上です。配信やパッケージ化なしの生のエンターテイメント。その場かぎりの興奮と感動を、是非ともに体感しましょう！ 声優にだからこそできる極上の朗読劇。絶対に後悔はさせません！」、蒼井翔太は「可能でしたら何度でもご覧になって頂けると色んなキャストの方との違いを聴けたり、楽しめたりするのではないかと思います。皆さんにとって素敵なゴールデンウィークでありますように」、井上麻里奈は「稽古の時にはすべてのものと合わせてというのが難しかったので、こうして実際にやらせていただけると本当にその世界の住人になれた気がして、すごく楽しかったです。本番も更に皆様に楽しんでいただけるように、そして会場の皆様と共に一体化出来るように頑張りたいと思います」と思いを語った。

また原作・脚本・演出を手がける藤沢文翁は、本作が2014年に「A BASE METAL」として上演された作品をベースにしていることに触れ、「この物語は2014年に初演を迎え、長く眠りについていた作品です。それが、この物語の登場人物である錬金術師たちが暗号に使っていた不死鳥がごとく、大阪で蘇り、そしてその熱気をまとったまま東京に舞い降りました。舞台は総合芸術です。全てのアーティストの力を集結したこの不死鳥の炎を体感してください。皆様のご来場をお待ち申し上げております」と観客にメッセージを送った。

公演は5月7日まで。