Shakespeare×Jazzを掲げて、Bebopシアターが「ヴェニスの商人」に挑む

Bebopシアター vol.1 Shakespeare×Jazz「ヴェニスの商人」が6月30日と7月1日に沖縄・那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場にて上演される。

本公演は、昨年開催された「若手演出家と俳優のためのワークショップ」で、演出家・西川信廣のもと1週間でシェイクスピアを上演することを体験したメンバーが、TEAM SPOT JUMBLEの島袋寛之を中心に、新たな創作に挑むというもの。今回は音楽監督に真栄里英樹を迎え、ジャズの生演奏を取り入れつつ、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」を立ち上げる。

演出・上演台本を手がける島袋は作品について「『強欲な金貸しが成敗される勧善懲悪の物語』、その笑いの中には人種差別や偏見、同調圧力が見え隠れします。はたしてこれは喜劇なのでしょうか!? シェイクスピアの時代、最先端のエンターテインメントだった”演劇”の感覚。描かれている普遍的な人間の泥臭さ。その感覚とメッセージを受け取りながら、今、沖縄に生きる僕らだからこそできるエンターテインメントを打ち立てます。4人の俳優と4人のミュージシャンが放つ熱を、是非、劇場で！ LIVEで！ お楽しみください」とコメントした。