1世紀前の“幻の着物”巡り事件発生?三越劇場の歴史生かした参加型ミステリー

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演劇×参加型ミステリー 三越創業350周年記念「三越劇場 怪事件推理 ~幻の着物と三つの思惑~」が、5月26日から28日まで東京・三越劇場で上演される。

演劇×参加型ミステリー 三越創業350周年記念「三越劇場 怪事件推理 ~幻の着物と三つの思惑~」キービジュアル

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これは、観客がまず目の前で怪事件を観劇し、そのあと自ら探偵となり推理に挑戦する参加型演劇。劇中では、ステンドグラスやレリーフで飾られ、開場当時の1920年代の風情を感じさせる三越劇場の特性を生かしたミステリーが展開する。

三越劇場が開館した1927年、同劇場で開かれた日本初のファッションショーでは、一般公募で優秀作品に選ばれたデザインを仕立てた着物がトップモデルにより披露されていた。しかし舞台裏では、審査前の勝浦秀太のデザイン画1点が盗まれていた。2023年5月、三越劇場は「幻の着物プレイバック」と題し、約1世紀前に夢を奪われた勝浦のデザインを復刻するショーイベントを企画したが、イベント本番中に事件が発生し……。

本公演では、真犯人とトリックの異なる“花”“風”“月”の3つの事件ケースが回替わりで上演される。上演時間は休憩や推理タイムを含む約3時間。演出を早船聡が手がけ、出演者には伊藤総、白鳥かすが、伊原農、間瀬英正山村麻由美青木梨乃樋渡真司、そして特別出演にトゥーレン・サスキアが名を連ねた。サスキアは、1900年代前半に流行したアールヌーヴォーデザインの着物の専門家で、夏目漱石の小説「虞美人草」をモチーフに当時日本橋三越が販売して人気を博した「虞美人草浴衣地」の復刻デザインを手がけている。公演中はサスキア監修のもと、「虞美人荘復刻デザイン着物」のほか、アールヌーヴォーのアンティーク着物などが展示される。

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演劇×参加型ミステリー 三越創業350周年記念「三越劇場 怪事件推理 ~幻の着物と三つの思惑~」

2023年5月26日(金)~ 28日(日)
東京都 三越劇場

企画・原案・構成:城島和加乃
原案・脚本:かとうだい
トリッククリエイト:ふじしろやまと
演出:早船聡
出演:伊藤総、白鳥かすが、伊原農、間瀬英正山村麻由美青木梨乃樋渡真司
司会進行:岩本さつき
特別出演:トゥーレン・サスキア

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石川淳一@C104日曜 西う21b エレメンツ工房 @ele_jun

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