「火の顔」開幕に少年忍者・川崎星輝「これからの可能性を見て頂けるよう全力で挑みます！」

「火の顔 / アンティゴネ」より「火の顔」が、昨日4月8日に東京・吉祥寺シアターで開幕した。

これは、ドイツの劇作家による家族劇2作品を、翻訳・ドラマトゥルクを大川珠季、演出を深作健太が手がけ上演するもの。2作品は同じ出演者により回替わりで披露され、出演者には川崎星輝（少年忍者 / ジャニーズJr.）、富田健太郎、葉山昴、大浦千佳、小林風花、宮地大介、愛原実花が名を連ねた。

昨日初日を迎えた「火の顔」はマリウス・フォン・マイエンブルクの戯曲で、劇中ではとある4人家族の姿が描かれる。開幕に際し、川崎は「ドイツ戯曲とは何か、という所から始まった稽古期間。戦争、文化、少し刺激しただけで爆発してしまう程、繊細な家族を考え続けた1ヶ月でした。何故僕達は今、暴力に関する演劇を上演するのか、この舞台を通して是非皆様と一緒に考えたいです。僕の新しい一面、これからの可能性を見て頂けるよう全力で挑みます！ 劇場でお待ちしてます！」とコメントした。なお本日4月9日には、ベルトルト・ブレヒトがソフォクレスのギリシャ悲劇を改作した戯曲「アンティゴネ」が初日を迎える。

上演時間は「火の顔」が約1時間45分、「アンティゴネ」が約1時間30分。公演は4月16日まで。