これは、フランスの劇作・演出家の
初日を迎え、加藤は「ドタバタコメディなんですけれど、実際の制作現場も実際にドタバタしていました。誰一人欠けることなく初日を迎えることができてホッとしています。追い込まれたとき、そこをクリアできる快感があるので追い込まれるのは好きかもしれないですね。『エドモンハイ』になっています(笑)」と述べる。なお4月1日は実在したロスタン本人の誕生日。「エドモンが生まれた日にエドモンの舞台をやるってすごいですよね。エドモンもどこかで観ているのかなと思ってます」と思いを巡らせた。
マキノは、「喜劇は登場人物が追い込まれて、それを周りから見ると面白いっていうのが基本。僕らも文字通り追い込まれています(笑)。誰も余裕がないので、舞台裏も相当面白いと思います。2時間通して観たら、よくやってるなって、なんだか知らないけど感動するかもしれないですね」と感慨深い様子を見せた。
公演は4月16日まで新国立劇場 中劇場で行われたあと、22日から24日まで大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールで上演される。加藤、マキノ、平、金田のコメント全文は以下の通り。
加藤シゲアキ コメント
ドタバタコメディなんですけれど、実際の制作現場も実際にドタバタしていて、本当に初日を迎えられるのかという状況でしたが、誰一人欠けることなく初日を迎えることができてホッとしています。稽古はサウナに入っているみたいで、チラシに「抱腹絶倒のドタバタコメディ」と書いちゃったので、そうなるようにその分汗をかいています(笑)。追い込まれたとき、そこをクリアできる快感があるので追い込まれるのは好きかもしれないですね。「エドモンハイ」になっています(笑)。今日は実在したエドモン・ロスタンの誕生日で、エドモンが生まれた日にエドモンの舞台をやるってすごいですよね。エドモンもどこかで観ているのかなと思ってます。
マキノノゾミ コメント
舞台の段取りが上手く流れてホッとできるというのをまだ誰も経験していないので、毎日みんないっぱいいっぱいです。転換も早着替えもあるのでみんなフル稼働しています。喜劇は登場人物が追い込まれて、それを周りから見ると面白いっていうのが基本。僕らも文字通り追い込まれています(笑)。誰も余裕がないので、舞台裏も相当面白いと思います。2時間通して観たら、よくやってるなって、なんだか知らないけど感動するかもしれないですね。
平祐奈 コメント
お稽古場はエドモントレーニングと言ってるくらい、みんなダイエットをしているかのようで、加藤さんもさらにシュッとなった気がします(笑)。稽古初日からバタバタしていて、ずっと一緒にいたので仲良くなるのも早かったです。親戚みたいですごく楽しいです。ジャンヌは詩的な言葉にどんどん酔ってしまう役で、日本人にはなかなかない感情なのでそこが難しいですけど、自分でも台詞に酔いつつ楽しんでいけたらいいなと思います。
金田明夫 コメント
何十年も舞台をやらせてもらっていますけど、こんなにわんさかするのは初めての経験で、最初で最後くらいの場面転換の量になっています。台本をいただいたとき、映画の台本かと思うくらいで、ドタバタが2時間続くのでジェットコースターなんてものじゃないですね。役者が心地よいテンポって観ている人からすると、まったりしてしまうんです。それを常に先行していくんだとマキノさんに言っていただいて、最初はあたふたしていましたけど、それがだんだん気持ちよく言えるようになって、非常に良い経験だったと思います。
パルコ・プロデュース 2023「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」
2023年4月1日(土)~16日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場
2023年4月22日(土)~24日(月)
大阪府 東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
作:
演出:
出演:
※
※初出時より本文を変更しました。
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エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~
4/1㈯-16㈰
東京 新国立劇場
4/22㈯-24㈪
大阪 東大阪市文化創造館
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