三栄町LIVE×fukui劇による“不可思議スリラー”「ケダモノ202」

13

59

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 29 29
  • 1 シェア

三栄町LIVE×fukui劇 vol.14「ケダモノ202」が4月5日から22日まで、東京・三栄町LIVE STAGEで上演される。

三栄町LIVE×fukui劇 vol.14「ケダモノ202」チラシ表

三栄町LIVE×fukui劇 vol.14「ケダモノ202」チラシ表

大きなサイズで見る(全2件)

福井しゅんやが脚本・演出を務める本作は、週刊誌「ファインダウト」のライター・日崎香依を中心に描かれる“不可思議スリラー”。アーバンパレス201号室に暮らす日崎は、203号室に住む波多野奈津歌の失踪事件を追う中で、とある住人に疑いを持ち……。

公演はA・B・Cの3チーム制となり、佐藤澪、八尾明穂、中塚智香子らが出演する。福井は「何が正しくて何が間違っているのか、それを観ていただいた方の感覚、倫理観に委ねてみようと思います。この劇を通して、それぞれの正しさを見出していただけたら、とても嬉しいです」と作品についてコメントした。なお、14日公演と15日14:00開演回ではツイキャスで配信が行われる。

福井しゅんやコメント

この時代に何かを発信すること、特にマスメディアなんかは、最悪のプロパガンダになるという危険性を孕んでいるとぼくは思います。ルールや規則を犯してもいない誰かを、オセロをひっくり返すが如く突然白から黒へ、境界線の向こう側へ連れていってしまうのです。すべてはメディアという作り込まれた“民意”の名の下に。

何が白で何が黒か、そんな単純な善悪で物事を決めてしまうことは単なる誹謗中傷、ヘイトとなって公平性を極端に欠いてしまうことになりかねず、ぼくはこの劇を通してそんな風潮に待ったをかけたいなと思っています。

何が正しくて何が間違っているのか、それを観ていただいた方の感覚、倫理観に委ねてみようと思います。

この劇を通して、それぞれの正しさを見出していただけたら、とても嬉しいです。

この記事の画像(全2件)

三栄町LIVE×fukui劇 vol.14「ケダモノ202」

2023年4月5日(水)~22日(土)
東京都 三栄町LIVE STAGE

脚本・演出:福井しゅんや
出演:(Aキャスト)佐藤澪、太田朋佳、白石惇也、梶谷愛咲美、入月杏樹、小原澤遼典、江崎佳祐、餅原燁花 / (Bキャスト)八尾明穂、小関美穂、片山健人、永井澄玲、勝又夕賀、山口良太、福井しゅんや、花村咲歩 / (Cキャスト)中塚智香子、加美佑梨、北村真一郎、中川夏海、東雲あずさ、明知広樹、石橋テツヤ、芝崎春奈

全文を表示

読者の反応

東雲あずさです! @shino_azu_89

皆さん見てみて〜👏👏👏 https://t.co/4sfBcfXZ75

コメントを読む(13件)

fukui劇のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 fukui劇 / 北村真一郎 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします