佐藤真喜子・松崎義邦・山田遥野のサンロクが「3人いる!(大熊町ver.)」に挑む

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大熊つなげ隊presents演劇上演の会 サンロク「3人いる!(大熊町ver.)」が、3月18・19日に福島のKUMA・PREにて上演される。

サンロク

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サンロクは、福島県双葉郡大熊町を拠点とする佐藤真喜子、千葉県松戸市を拠点とする東京デスロックの松崎義邦、兵庫県豊岡市を拠点とする青年団の山田遥野による演劇ユニット。今回は、福島県双葉郡大熊町の“大熊つなげ隊”の主催により、東京デスロック「3人いる!2017年ver.」を原作にした「3人いる!(大熊町ver.)」に挑む。演出を松崎が担当する。

上演に向けて佐藤は「地元福島県大熊町は、東日本大震災の影響が色濃く残る町です。いまこのときも復興に向けて少しずつ歩みを進めています。ここ数年で、さまざまなひとが集うようになりました。この町で『演劇』という営みを以て『わたしとあなた』について考えられる機会にできればとおもいます」とコメント。松崎は「『わたしをわたしたらしめるものはなにか』わたしとわたしの関係、地域におけるわたしと他者の関係について、会場に集まった人たちと一緒に思い巡らす機会になればと願っています」と述べ、山田は「大熊のみなさんとともに、まだ見ぬ『あなた』や『わたし』と出会うための時間を作りたいです」と意気込みを語った。

佐藤真喜子コメント

だれもがきっとそうであるように、わたしも常々、さまざまな立場を無意識のうちに切り替えながら生きています。

会社に勤めているとき、ひとりでいるとき、だれかといるとき、そして、演劇に勤しむとき……。

挙げればキリがないもので、ふと「わたし」はどれなのかと考えてしまいます。同時に、どれも「わたし」なのだと腑に落ちます。

地元福島県大熊町は、東日本大震災の影響が色濃く残る町です。いまこのときも復興に向けて少しずつ歩みを進めています。ここ数年で、さまざまなひとが集うようになりました。

この町で「演劇」という営みを以て「わたしとあなた」について考えられる機会にできればとおもいます。

大熊町にて、お待ちしております。

松崎義邦コメント

かまどキッチンという劇団で共演した佐藤さんと山田さんと3人で演劇上演したい!と思い2人に声をかけたのがユニット結成の始まりです。

小さな集まり、に今すごく惹かれていて日本全国いろんな地域で、いろんな人たちと小さく集まって、演劇をつくって、上演ができたらいいなあと、あくまでも小さく、思っています。

今回は、東京デスロックが上演した「3人いる!2017年ver.」(作・多田淳之介)を原作に「3人いる!大熊町ver.」を上演します。

「わたしをわたしたらしめるものはなにか」わたしとわたしの関係、地域におけるわたしと他者の関係について、会場に集まった人たちと一緒に思い巡らす機会になればと願っています。

山田遥野コメント

今回、わたしたちを受け入れてくださる大熊つなげ隊をはじめとする大熊町の皆さん、そしてサンロクのふたりに心から感謝します。大熊のみなさんとともに、まだ見ぬ「あなた」や「わたし」と出会うための時間を作りたいです。

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大熊つなげ隊presents演劇上演の会 サンロク「3人いる!(大熊町ver.)」

2023年3月18日(土)・19日(日)
福島県 KUMA・PRE

原作:多田淳之介「3人いる!2017年ver.」
演出:松崎義邦
出演:佐藤真喜子、松崎義邦、山田遥野

※松崎義邦の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。

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読者の反応

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山田遥野 @haru_smh

今週から、大熊町に滞在しています。サンロクの公演情報をステージナタリーにも掲載していただきました。
公演はいよいよ今週末です! https://t.co/MyOIzQqgXv

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