「虹む街」の“破壊的なリメイク”をもくろむ、タニノクロウ「虹む街の果て」

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タニノクロウが作・演出を手がける「虹む街の果て」が、5月13日から21日まで神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオで上演される。

タニノクロウ

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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「虹む街」より。(撮影:田中亜紀)

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「虹む街」より。(撮影:田中亜紀)[拡大]

これは、タニノが同劇場で2021年に上演した「虹む街」をリクリエーションするもの。「虹む街」は神奈川・横浜の野毛をモデルにした飲食店街を舞台に、ほとんどセリフを発しない“寡黙劇”として立ち上げられた。「虹む街の果て」では「虹む街」の未来が描かれ、パーカッショニストの渡辺庸介、赤星満のほか、前作にも出演した“神奈川県民を中心とした街の人たち”、そして新たに公募で選出される県民参加者が出演する。

タニノは「2021年に上演した『虹む街』のリメイク作品を『虹む街の果て』というタイトルで発表します。前回から10年、20年、100年と時間が経ったら街にどんな風景や時間が流れているのかを想像して作り直します。コインランドリーや、スナック、パブ、飯屋、タバコ屋などの100年後、それらの果て、生活の果て、人間の果てを描き、破壊的なリメイクを目論んでいます。今回も神奈川県民を中心とした方々と作品を作りたいと思っています。前回は、様々な国の方たちが参加してくださり、日本じゃないような賑やかな稽古場でした。また同じように楽しく一緒に創作して、なんだかよくわからない場所に辿り着けたら最高にいいなと思ってます」とコメントした。

チケットの一般販売は3月18日にスタート。なお、本公演では稽古場公開イベントが予定されている。詳細は続報を待とう。

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KAAT神奈川芸術劇場プロデュース「虹む街の果て」

2023年5月13日(土)~21日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ

作・演出:タニノクロウ
出演:渡辺庸介(パーカッショニスト)、赤星満、神奈川県民を中心とした街の人たち(阿字一郎、アリソン・オパオン、小澤りか、ジョセフィン・森、馬双喜 ほか)

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みやこわすれ @kenzakikuniko

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