何気ない日々の尊さを感じて、相葉裕樹・夢咲ねね出演「Ordinary Days」スタート

オフ・ブロードウェイ ミュージカル「Ordinary Days」が、昨日2月8日に東京・俳優座劇場で開幕した。

「Ordinary Days」は、2008年にイギリス・ロンドンのオフウエストエンドで初演され、翌2009年にアメリカ・ニューヨークのオフブロードウェイで上演されたソングスルーミュージカル。劇中では、ニューヨークに住む男女4人の物語が描かれ、三十代のカップル・ジェイソンとクレア、論文に追われる大学生・デイブ、アーティストを目指す青年・ウォーレンが登場する。

田中麻衣子が脚色・演出を手がける今回の上演版では、ジェイソン役を相葉裕樹、クレア役を夢咲ねねが担当。デイブ役を斎藤瑠希と浜崎香帆、ウォーレン役を小池竜暉（GENIC）と中本大賀（円神）がWキャストで演じる。

開幕に際し、相葉は「稽古が始まってから一ヶ月歌い続けてきた歌をようやく皆さまの前で披露することできました」と喜びを明かしつつ、「出来事としては何気ないシーンが多いんですが、何気ない日々こそ難しい。そして尊いということを今一度感じていただけるような作品になっているんじゃないかなと思います」と見どころを語った。

東京公演は2月12日まで行われ、その後、18日に大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールで上演される。

相葉裕樹コメント

稽古が始まってから一ヶ月歌い続けてきた歌をようやく皆さまの前で披露することできました。“ソングスルーミュージカル”ってそもそも何だろうと思っていたんですが、「こんなに歌うんだ！」とびっくりしました（笑）。きっと皆さんも同じように感じたと思うんですが、僕たちも初めはそうでした。そこから苦労をしながら一ヶ月の稽古に臨んで、ようやく舞台に立つことができたことを本当に嬉しく思います。出来事としては何気ないシーンが多いんですが、何気ない日々こそ難しい。そして尊いということを今一度感じていただけるような作品になっているんじゃないかなと思います。東京は2月12日まで上演していますので、よろしかったらぜひ、遊びに来てください。

夢咲ねねコメント

このような状況下の中で、たくさんのお客様に観ていただけて本当に嬉しく思っています。舞台上では4人それぞれの人生が深く描かれているんですが、何気ない日常を描いているのに、音楽によって違う味になったり毎回生まれてくる感情と向き合ったりと、とても不思議な作品だと感じています。4人の役を通していろいろな人生を見られることがとても素敵だなと毎回思うので、何度でも観に来ていただいて毎日起こる化学反応を一緒に体感していただきたいです。そして、演出の（田中）麻衣子さんと稽古中に座談会をさせていただいて今日思ったのは、本当に（相葉さんの）まつ毛が長いんだっていうことです（笑）。俳優座劇場は（ステージから客席が）近いですから、お客様もこのまつ毛の長さをぜひ、見ていただけたらなと思います（笑）。

斎藤瑠希コメント

たくさんの歌が出てきますので、その中でお気に入りを見つけてひとつでも覚えていただけたらなと思います。そして、自分の人生の主人公は自分なんだということを感じながら劇場をあとにしていただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。

浜崎香帆コメント

私は9日が初日なんですが、プレビュー公演を少しだけ観させていただいて、ついに本番なんだなと実感が湧きました。最初は歌ばかりで不安もありましたが、今は思いきり楽しんでこの舞台をやっています。二度三度観ても楽しめる舞台になっていると思いますので、ぜひ、たくさん足を運んでいただけると嬉しいです。

小池竜暉コメント

僕自身、ミュージカルに出るのは初めてで、舞台に出演すること自体初めての挑戦になります。普段はダンス＆ボーカルグループで活動をさせていただいているんですが、今回のような機会をいただけて本当に嬉しく思います。この後、僕が出演するのは4公演となるんですが、キャストの皆さんと一つ一つ丁寧にこの作品を紡いでいけたらなと思っています。ぜひ、残りの公演も楽しんでください。

中本大賀コメント

僕は9日に初日を迎えるんですが、初のミュージカル出演ということでとても楽しみにしています。地元・大阪での公演にも出演をさせていただきますので、東京ももちろんなんですが、大阪の方にも来ていただけると嬉しいです。この作品を通して皆さんの何気ない日常に、少しでも彩りを与えられたらいいなと思っています。千穐楽までどうぞよろしくお願いいたします。