魔法使いの生き様描く「FLAGLIA THE MUSICAL」に堂珍嘉邦「毎回フレッシュな気持ちで」

「『FLAGLIA THE MUSICAL』～ゆきてかえりし物語～」が、去る2月3日に東京・日本青年館ホールで開幕した。

「『FLAGLIA THE MUSICAL』～ゆきてかえりし物語～」は、ミュージカルとアニメがリンクする「FLAGLIA project（フラグリア プロジェクト）」の1作品。原作・脚本を高殿円、演出・上演台本・作詞を元吉庸泰が手がける本作では、不老不死だが死者と戦う運命を背負った魔法使いたちの物語が描かれる。出演者にはユク役の堂珍嘉邦、アデル役のユナク、ハッシュ役の瀬戸利樹らが名を連ねている。

堂珍は「初めての作品というのはどの舞台もそうなんですが、手探りの状況から始まって、カンパニーが一丸となっていかないと到達できないと思うので、今回もそういうところを大事にやってきました。まずは、なんとか無事幕を開けることができて一安心しました。この作品はオリジナルなので、ご覧になる皆さんにとっても初めての作品ということになりますが、一つ一つの気持ちや所作にも意味がありますし、『FLAGLIA』ならではの単語が出てくるので、それをわかりやすくするのも我々の役目だと思うのでしっかりやりたいと思います。残り9公演ではありますが、毎回フレッシュな気持ちで、最後までみんな揃って無事終えられるように引き締めて油断することなくやっていきたい」とコメント。

ユナクは「アデルとして披露する日がついにきました！ 様々なジャンルで活躍する個性豊かなキャストが集結したオリジナル舞台作品『FLAGLIA』は、題材も面白くて、振付、アクション、魔法など面白い表現が沢山盛り込まれています。それに楽曲が素晴らしくて、まさに目と耳が楽しめる作品です！ 是非、皆さん、劇場にお越しください！」、瀬戸は「いよいよ初日を迎えました。初ミュージカルということもあり、すごく勉強になる部分がたくさんありました。本当に時間が足りないなと思っているのですが、ここまで一緒に作ってきたキャストの皆さんとこの『FLAGLIA』という作品をひとつひとつ積み重ねてとにかく楽しんでやれたら、自分のキャラクターだけでなく他のキャラクターも生きてくると思うので、僕たち魔法使いの生きざまというものを楽しんでもらえたら」と思いを述べた。

上演時間は休憩を含む2時間35分で、公演は2月9日まで。