山崎玲奈が11代目ピーター・パン、小野田龍之介がフック船長に!演出・振付は長谷川寧

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ブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」が、7月から8月にかけて東京、埼玉、長野、新潟で上演される。

ブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」出演者

ブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」出演者

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ホリプロ制作による「ピーター・パン」は、1981年の開幕以来、上演が重ねられてきたミュージカル。このたび11代目のピーター・パン役を山崎玲奈が務めることが明らかになった。フック船長役を担うのは、同じく新キャストの小野田龍之介。ウェンディ役には昨年に続いて岡部麟がキャスティングされた。また今回の上演版より、冨士山アネットの長谷川寧が演出・振付を担当する。

山崎玲奈

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山崎は2019年にミュージカル「アニー」でタイトルロールを務め、2020年の第44回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを獲得。小さい頃からピーター・パンに憧れていたという山崎は「今回は演出家さんも長谷川寧さんになり、既に何度か作品についてのお話をさせて頂いていますが、これまでとは180度違う、全く新しい作品、新生『ピーター・パン』になりそうです!」と期待をのぞかせる。

長谷川寧

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また長谷川は「今迄ミュージカル演出経験は国外でのみ。日本でのデヴューは今年が初年度となる。その初年度に、ウェンディ達と同じあの妖精の粉をふりかけ、訪れた方と共にこの広大な世界へ夢中で飛んでいきたい。さあ、あなたは世界を信じる事が出来ますか? ようこそ、新世界へ」とメッセージを送った。

公演は7月25日から8月2日まで東京・東京国際フォーラム ホールC、16日に埼玉・ウェスタ川越 大ホール、19・20日に長野・サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大ホール、26・27日に新潟・りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場にて。また愛知、大阪ほかツアー公演も予定されている。チケットの一般販売は3月22日11:00にスタート。なおキャストと長谷川のコメント全文は以下の通り。

山崎玲奈コメント

小さい頃からの憧れていたピーター・パンになれる!

出演決定を聞いた時は夢が叶ってとても嬉しかったです。

今回は演出家さんも長谷川寧さんになり、既に何度か作品についてのお話をさせて頂いていますが、これまでとは180度違う、全く新しい作品、新生「ピーター・パン」になりそうです!

吉柳咲良さんからの11代目のバトンを受け継ぎ、今からしっかりと準備していきたいと思います!

フック船長にはミュージカル「フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳」でご一緒していた小野田龍之介さん、ウェンディには前作に引き続き岡部麟さんがご一緒とのことで、すごく頼もしくて、キャストの皆さん、スタッフの皆さんと一緒に最高のミュージカルを作り上げていきたいと思います!

皆さんにも是非NEW「ピーター・パン」をご覧いただければと思いますので、今年の夏は劇場でお待ちしています!

小野田龍之介コメント

この度また新たに生まれ変わるミュージカル「ピーター・パン」!!

その「ピーター・パン」でこの度宿敵“フック船長”を演じます小野田龍之介です。

このピーターの世界は私自身も幼い頃から本や映画またこのミュージカル版を通してとても深く自身の心に染みついているので、ついにその世界の住人になることができ光栄に思います。

そして何と言っても今回最も楽しみなのは新ピーター山崎玲奈の誕生!

子役時代から華々しいキャリアの持ち主で的確なスキルとテクニックを持ち合わせた彼女がどんなピーターを作り上げてくれるの今から楽しみです。

とはいえ、こちらも素晴らしく煌びやかな海賊チームと共にピーター達をたたきつぶしていきますので、よろしくっ♪

岡部麟コメント

2023年夏もウェンディとして、ネバーランドへお出掛けすることになりました! とっても楽しみです!

昨年初めて咲良ちゃん扮するピーターがネバーランドへ連れて行ってくれましたが初めて見る世界、空を飛んだ事、綺麗な歌声を1番近くで聞けたこと、

予定より短い冒険になりましたが大切な思い出になりました。今年は玲奈ピーターとどんな素敵な冒険ができるのかワクワクしています!

長年愛され、上演されてきた「ピーター・パン」キャストが変わることにより更に素敵さが増していくのだろうなと私自身楽しみでなりません!

長谷川寧コメント

「メタバース」。

もうひとつの現実として置かれたインターネット上における仮想空間。

これは今や一般化し、今時は子供も大人もその空間で活動したりゲームに興じていたりする。

つまりこの空間は誰もが信じているもの、と言える実存する空間になった。

そう、無い、のに、有る。

そんな事を考えていた折、ピーター・パンをやってみないか、との話を頂く。

「どのピーター・パン?」

「あのピーター・パン。」

キツネにつままれた様な面持ちで、まずはそのピーター・パンを改めて拝読してみた。

すると「ネバーランド」なるもうひとつの空間で、このピーター・パンなる人物は実に生々しく生きていた。

子供の頃の補正で可愛らしい側面ばかりが記憶に残っていた自分には、命懸けで生きているピーター・パンはとても新鮮だった。

そして描かれる「ネバーランド」と呼ばれる世界の縮図に興味を持った。

彼/彼女らが命懸けで生きる「ネバーランド」は、“信じる力”で「メタバース」の様にそこに実存し得る空間なのだと興奮した。

ここに<山崎玲奈>という、これまた生命力をぎゅう。と凝縮した様な存在がピーター・パンを演じる。この爆発的な生命力が「ネバーランド」に解き放たれ、命懸けで生きる姿には、誰しもが魔法にかけられる筈だ。

そう、この世界は信じるに足る世界になる。

今迄ミュージカル演出経験は国外でのみ。日本でのデヴューは今年が初年度となる。

その初年度に、ウェンディ達と同じあの妖精の粉をふりかけ、訪れた方と共にこの広大な世界へ夢中で飛んでいきたい。

さあ、あなたは世界を信じる事が出来ますか?

ようこそ、新世界へ。

I'm flying.

この記事の画像(全3件)

ブロードウェイミュージカル「ピーター・パン」

2023年7月25日(火)~8月2日(水)
東京都 東京国際フォーラム ホールC

2023年8月16日(水)
埼玉県 ウェスタ川越 大ホール

2023年8月19日(土)・20日(日)
長野県 サントミューゼ 上田市交流文化芸術センター 大ホール

2023年8月26日(土)・27日(日)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場

※愛知、大阪ほかツアー公演も予定。

原作:サー・J・M・バリによる作品を元にしたミュージカル
作詞:キャロリン・リー
作曲:モリス(ムース)・チャーラップ
翻訳・訳詞:福田響志
演出・振付:長谷川寧

キャスト

ピーター・パン:山崎玲奈
フック船長:小野田龍之介
ウェンディ:岡部麟
ほか

※山崎玲奈の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。
※初出時よりコメントを一部変更しました。

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元吉庸泰 tsuneyasu motoyoshi フラグリア本番中 @TsuTsunene

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