日中合作の音楽劇「李香蘭-花と華-」が、去る1月13日から東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演されている。
「李香蘭-花と華-」は、第二次世界大戦を生き抜いた実在の歌姫・李香蘭の半生を描いた音楽劇。脚本・作詞を
今作が初舞台となった西内は「戦争から離れた生活を送ってきた私達ですが、現に世界では今でも争いは絶えません。今の時代にこそ受け継ぎ伝えていかなければならない作品だと心の底から感じています。舞台初挑戦ですが、勉強を重ね戦争の歴史の実感を持ち、彼女の半生を通して様々な気付きや歴史を感じ取ってもらえるよう精進して、千秋楽まで演じ切りたいと思います」とコメント。
また良知は「本作は、劇場という空間に、お客様がいなければ成り立ちません。エンターテインメントを通して、『戦争』という難しい題材を、役者とお客様が共有し創りあげる必要があります。それは、作品のテーマである『生きる』ことが、今の世の中では大変なことの1つであり、1人1人違う想いがあるからです。観劇後の感想も1人1人違うものになるはずです。これこそが大切なメッセージであり、1人でも多くの方に伝えたいことです」と語った。公演は1月22日まで。
西内まりやコメント
日中戦争中、二つの国の間でどんな思いで表現者として生きていたのか。
中国と日本をどれだけ愛していたか。
彼女の事を知れば知るほど、もっと知るべき歴史の真実があったのだと感じます。
戦争から離れた生活を送ってきた私達ですが、現に世界では今でも争いは絶えません。
今の時代にこそ受け継ぎ伝えていかなければならない作品だと心の底から感じています。舞台初挑戦ですが、勉強を重ね戦争の歴史の実感を持ち、彼女の半生を通して様々な気付きや歴史を感じ取ってもらえるよう精進して、千秋楽まで演じ切りたいと思います。ぜひ劇場で感じて頂きたいです。
良知真次コメント
日中国交正常化50周年である2022年に稽古が始まりました。
そして、日中平和友好条約45周年でもある2023年の1月13日~22日まで今作を上演いたします。
この企画を立ち上げる時に、弊社では1つの覚悟を決めました。それは架け橋になること、です。
沢山の方々のご協力があり上演できることに心から感謝申し上げます。
初舞台である、西内まりやさんをはじめ、安寿ミラさんとカンパニー一同、1つ1つのシーンを大切に創り上げてきました。エンターテインメントを通して、今できることを届けたいと思います。
本作は、劇場という空間に、お客様がいなければ成り立ちません。エンターテインメントを通して、「戦争」という難しい題材を、役者とお客様が共有し創りあげる必要があります。
それは、作品のテーマである「生きる」ことが、今の世の中では大変なことの1つであり、1人1人違う想いがあるからです。観劇後の感想も1人1人違うものになるはずです。
これこそが大切なメッセージであり、1人でも多くの方に伝えたいことです。
日中合作 音楽劇「李香蘭-花と華-」日中国交正常化50周年・日中平和友好条約45周年記念公演
2023年1月13日(金)~22日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
脚本・作詞:
エグゼクティブプロデューサー・演出・振付:
作曲:鎌田雅人
振付協力:名倉加代子
総合監修:
出演
李香蘭:
川島芳子:
リュバチカ:玉置成実、
児玉英水:
川喜多長政:
山家亨:
甘粕正彦:良知真次
山口アイ:
山口文雄:
李将軍:
潘月華:明音亜弥
長谷川一夫:
茉玲さや那、佐竹真依、森山智礼、左京里紗 / 大山五十和、寺島レオン、浅野郁哉、姚旭之
山口淑子:
二胡奏者:王淑麗
※安寿ミラは特別出演。
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