坂本昌行扮する詐欺師ハロルドのビジュアル解禁、「ザ・ミュージック・マン」共演に花乃まりあ

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4・5月に東京ほかで上演される「ザ・ミュージック・マン」の扮装ビジュアルとメインキャストが解禁された。

坂本昌行扮するハロルド・ヒル教授。

坂本昌行扮するハロルド・ヒル教授。

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このたび公開されたのは、坂本昌行扮する主人公ハロルド・ヒル教授の扮装ビジュアル。ビジュアルでは楽器セールスマンにして実は詐欺師のハロルドを演じる坂本が、鞄に肘を乗せ、片手でハットを持って、ニヒルな表情を見せている。

「ザ・ミュージック・マン」メインキャスト

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扮装ビジュアルの解禁に合わせて、メインキャストも明らかになった。ハロルドが想いを寄せる図書館の司書マリアン・パルー役で花乃まりあ、ハロルドの古い仲間マーセラス・ウォッシュバーン役で元純烈の小田井涼平がキャスティングされたほか、同業者のチャーリー・カウエル役で藤岡正明、町長の娘ザニータのボーイフレンドであるトミー・ジラス役で山崎大輝、ザニータ・シン役で水嶋凜、シン町長のジョージ・シン役で六角精児、その妻のユーラリー・マッケクニー・シン役で森公美子、マリアンの母ミセス・パルー役で剣幸が出演する。

坂本はビジュアル撮影に「コメディ要素とテンポ感のある作品の音楽を聴きながら」臨んだそうで、「これからこの役を演じるにあたり『難しいことは考えず、この役を楽しむことが大事かな』と感じました」と言う。さらに「役者が心から楽しんでないと、お客様には見抜かれてしまうので、『作品を楽しむ、愛する』という想いを大切にしながら、お客様よりも誰よりも、僕がこの作品を楽しみたいと思います(笑)」と明かした。

「ザ・ミュージック・マン」は、作曲家メレディス・ウィルソンと劇作家フランクリン・レイシーによる共同制作で、1957年に初演されたミュージカル。劇中ではマーチングバンドの先生のふりをして、大量の楽器や制服を売りつけては金を持ち逃げする詐欺師のハロルドが、アイオワ州のリバーシティという田舎町で繰り広げる騒動が描かれる。

公演は4月11日から5月1日まで東京・日生劇場、6・7日に愛知・御園座、13日から15日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、20・21日に静岡・静岡市清水文化会館(マリナート)、26日から28日まで福岡・博多座にて。チケット一般販売は東京・愛知・大阪公演が2月25日、静岡公演が3月4日、福岡公演が11日にスタート。

坂本と花乃のコメントは以下の通り。

坂本昌行コメント

今回お披露目するハロルド・ヒルの扮装ビジュアルは、コメディ要素とテンポ感のある作品の音楽を聴きながら臨みましたが、これからこの役を演じるにあたり「難しいことは考えず、この役を楽しむことが大事かな」と感じました。共演者の皆さんはバラエティに富んだ方々なので、果たしてどんなミュージカルが出来上がるのか楽しみです。王道スタイルのミュージカル作品ですが、この多彩なキャストの方々が集まることで、日本版ならではの「ザ・ミュージック・マン」が出来上がるのではないでしょうか。僕はいつも、「カンパニーがこの作品を愛して、楽しむ」ことが、作品をより良く成長させると思っています。役者が心から楽しんでないと、お客様には見抜かれてしまうので、「作品を楽しむ、愛する」という想いを大切にしながら、お客様よりも誰よりも、僕がこの作品を楽しみたいと思います(笑)。

花乃まりあコメント

沢山の方に愛されてきた歴史あるこの作品に携われることを心から嬉しく思います。また海外の演出家の方とお仕事をご一緒するのは、私にとって初めての経験です。お稽古場からどんな発見、経験、感動があるのか……とてもワクワクしています。錚々たるキャストの皆様とご一緒させていただけることに緊張もありますが、多くのことを学ばせていただける有難い機会だと感じております。私が務めさせて頂くマリアンは清廉潔白、真面目で、傍から見ると少し「お堅い」印象の女性ではありますが、ハロルドのユーモア溢れる明るさに対して、彼女のその「堅さ」、二人のバランスが面白いと感じています。また、恋によって彼女の心のやわらかな部分が見えてくる様子を大切に演じられたらと思っています。役作り……という以前にですが、楽曲が本当に美しくて、聴いているだけで幸せな気持ちになれるので、ブロードウェイ版の音源を繰り返し聴いています。この楽曲の素晴らしさをしっかりお届けするためにも、歌のお稽古に丁寧に取り組みたいです。この作品、役を生き抜くことができたら、また新しい自分に出会えるような気がしています。私にとってとても大きな挑戦です。楽しく心あたたまるストーリー、美しい楽曲と見応え満載のダンス。暖かな陽射しが降り注ぐ春にぴったりな、王道ミュージカルです! どうぞご期待ください。

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「ザ・ミュージック・マン」

2023年4月11日(火)~5月1日(月)
東京都 日生劇場

2023年5月6日(土)・7日(日)
愛知県 御園座

2023年5月13日(土)~15日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2023年5月20日(土)・21日(日)
静岡県 静岡市清水文化会館(マリナート)

2023年5月26日(金)~28日(日)
福岡県 博多座

原作:メレディス・ウィルソン&フランクリン・レイシー
脚本・音楽・歌詞:メレディス・ウィルソン
演出:ダニエル・ゴールドスタイン
振付:エミリー・モルトビー

キャスト

ハロルド・ヒル教授:坂本昌行

マリアン・パルー:花乃まりあ
マーセラス・ウォッシュバーン:小田井涼平
チャーリー・カウエル:藤岡正明
トミー・ジラス:山崎大輝
ザニータ・シン:水嶋凜

ジョージ・シン町長:六角精児
ユーラリー・マッケクニー・シン:森公美子
ミセス・パルー:剣幸

今村洋一、植木達也、尾川詩帆、片岡栞、伽藍琳、後藤裕磨、今野晶乃佐々木誠、管谷孝介、鈴木昌実、鈴木大菜、多岐川装子、常川藍里、富田明里、中村ひかり、新橋和、松谷嵐、門馬和樹、蘆川晶祥

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読者の反応

TSUKIKO@華やかなりし日々 @tukikoBD

もともと観たいとは思ってたけど、かのまりちゃんの母親役で剣幸さんも出演されるの!?

観 た い !

(しかしチケットは取れるのか…頼むよ梅芸ネット…)

https://t.co/ypxMj4gdWO

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