ナポレオン帝政崩壊後の軍人たちの“夢”と“業”描く「大陸軍《グランダルメ》の寵児」

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諫早独楽劇場10周年記念公演「大陸軍《グランダルメ》の寵児」が、2月25・26日に長崎・諫早 独楽劇場で上演される。

諫早独楽劇場10周年記念公演「大陸軍《グランダルメ》の寵児」チラシ表

諫早独楽劇場10周年記念公演「大陸軍《グランダルメ》の寵児」チラシ表

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これは2011年にオープンした諫早 独楽劇場が、初めてプロデュースを手がける公演。Granous B.K Ponseが脚本、荒木宏志が演出を務める本作では、フランス第一帝政のいまわのひとときを舞台に、かつて時代の寵児・ナポレオン1世と共に戦場を駆けた軍人達が集まる会談の様子が描かれる。時代の流れを見極める者、過去の栄光に固執する者、過去の亡霊に囚われ狂気の淵に陥る者……。互いに異なる野望を抱きながらも、断ちがたい絆に結ばれた彼らが、混迷の時代の果てに選び取るものとは。

上演にあたりGranous B.K Ponseは「本作の舞台、ナポレオン帝政崩壊後のフランスでは、軍体と戦争という呪われた夢に魅入られた軍人達が、風を待つ残り火のように燻っています。そして各々の野心は異なれど、皆それぞれに忌むべき業を背負っています。こうした時代を創作するにあたって信条としたのは、軍人達の『夢』と『業』を隔てず描く事でした。結果として、登場人物全員が等身大で、そして醜い、魅力的な人物群から成るストーリーを描けたと思います」とコメント。

演出と出演を兼任する荒木は、「この作品は戦場の中でしか自分の存在意義を見出せない男たち(登場人物全員がそうじゃないけど)の、なんつーか、汚くも儚い、もしくは美しくも脆いロマンが詰まってます。僕はそのロマンを思う存分、引き出せるように頑張りますわ」と意気込みを述べた。

出演者には荒木のほか、大谷豪、五島真澄田坂哲郎田村隆、TOMY、にっしー♡が名を連ねた。なお早割チケットが1月31日まで販売されるほか、諫早 独楽劇場の応援チケットも販売中。26日16:30開演回では、アーカイブ付きのライブ配信が行われる。

Granous B.K Ponser コメント

本作の舞台、ナポレオン帝政崩壊後のフランスでは、軍体と戦争という呪われた夢に魅入られた軍人達が、風を待つ残り火のように燻っています。そして各々の野心は異なれど、皆それぞれに忌むべき業を背負っています。

こうした時代を創作するにあたって信条としたのは、軍人達の「夢」と「業」を隔てず描く事でした。結果として、登場人物全員が等身大で、そして醜い、魅力的な人物群から成るストーリーを描けたと思います。

荒木宏志 コメント

「大陸軍(グランダルメ)の寵児」では、演出と出演を担当します。

この作品は戦場の中でしか自分の存在意義を見出せない男たち(登場人物全員がそうじゃないけど)の、なんつーか、汚くも儚い、もしくは美しくも脆いロマンが詰まってます。僕はそのロマンを思う存分、引き出せるように頑張りますわ。

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諫早独楽劇場10周年記念公演「大陸軍《グランダルメ》の寵児」

2023年2月25日(土)・26日(日)
長崎県 諫早 独楽劇場

作:Granous B.K Ponser 
演出:荒木宏志
出演:荒木宏志、大谷豪、五島真澄田坂哲郎田村隆、TOMY、にっしー♡

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読者の反応

荒木宏志 @jagorou

2月、長崎にぜぜぜ是非とも観に来てください。

ままま待ってます。 https://t.co/JQzUaOXVgX

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