これは、フランスの劇作家・演出家の
劇中では、1987年のフランス・パリを舞台に、名作戯曲「シラノ・ド・ベルジュラック」の誕生秘話が描かれる。エドモン・ロスタンは、長いスランプに陥っている崖っぷちの劇作家。そんなロスタンに突然大きな仕事が舞い降りるが、その舞台の初日は3週間後だった。あらゆるトラブルに見舞われながら、ロスタンは17世紀に実在した大きな鼻の剣豪詩人シラノ・ド・ベルジュラックの物語を書き始め……。
今回の上演版は
公演は4月1日から16日まで東京・新国立劇場 中劇場、22日から24日まで大阪・東大阪市文化創造館 Dream House 大ホールにて。チケットの一般販売は、東京公演が2月25日、大阪公演が3月26日にスタート。
マキノノゾミ コメント
新作劇の初日を開けるまでのムチャぶりの連鎖! 迷走につぐ迷走! 劇作家の受難につぐ受難ぶり! 焦燥の末の奇跡的なインスピレーションの到来と、震えるような執筆の陶酔!これはもう同業者として同情を禁じ得ないどころの話ではありません!
いやもう実にリアル! 実に滑稽! そして実に感動的!
この公演は、本邦初演となる現代フランスの傑作喜劇ですが、日本広しといえども、この作品を、強烈な思い入れと、熱烈なシンパシーをもって演出できるのは、もはや「このわたししかいない!」と思いあがって取り組む所存です!
やたらと「!」が多いですが、どうぞ、ご期待ください!
加藤シゲアキ コメント
「シラノ・ド・ベルジュラック」を生み出したエドモンがいかなる苦悩を経て、この不朽の名作を生み出したか。
ひもじくも妥協せず、あらゆる犠牲を払って作品に向かい合うエドモンは、誰にでも理解できる人物ではないかもしれません。
しかしその過程を切実かつユーモラスに描くこの作品に、私は僭越ながら共感しました。
同時に言葉の持つ力も改めて実感し、今この時代にこの公演を行う意味を、台本を読んで以来ずっと考えています。
エドモンになれる喜びを胸に、誠心誠意心を込めて演じさせていただきます。
パルコ・プロデュース 2023「エドモン~『シラノ・ド・ベルジュラック』を書いた男~」
2023年4月1日(土)~16日(日)
東京都 新国立劇場 中劇場
2023年4月22日(土)~24日(月)
大阪府 東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
作:
演出:
出演:
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