寛一郎主演「カスパー」全キャスト決定、首藤康之「“言葉”の尊さを感じさせてくれる戯曲」

7

75

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 18 29
  • 28 シェア

寛一郎が主演する「カスパー」の全キャストが決定した。

「カスパー」出演者

「カスパー」出演者

大きなサイズで見る(全5件)

このたび出演が明らかになったのは、首藤康之下総源太朗萩原亮介王下貴司、そして大駱駝艦の高桑晶子小田直哉、坂詰健太、荒井啓太。首藤は、戯曲を「“言葉”の尊さを感じさせてくれる戯曲」と表現しつつ、「皆様にとって、この素晴らしい戯曲の上演が“何かを考え”豊かな時間になるよう稽古に奮励したいと思っております。是非劇場に足をお運びください!」とコメントした。

「カスパー」は、実在したドイツ人孤児カスパー・ハウザーを題材とした、ペーター・ハントケの戯曲。今回の上演版では、ウィル・タケットが演出を手がける。公演は3月19日から31日まで東京・東京芸術劇場 シアターイースト、4月9日に大阪・松下IMPホールにて。チケットの販売は1月25日にスタート。

首藤康之コメント

今回ウィル・タケットの演出する「カスパー」にプロンプター役として出演させていただくことになりました。ウィルとの仕事は今回で3回目ですが、稽古場で起こるマジカルな創作にはいつも魅了されています。

長い間“舞踊”という世界に住んで、本能の赴くままに表現していた僕にとって“言葉”というものは生活手段の道具でしかありませんでした。しかし俳優という仕事を始めてからというもの、その“言葉“のもつ厳かな影響力(それは時として軽やかにもなる)に引き込まれ、今では“言葉”の力によって身体を動かし、表現し、生活をしています。“言葉”に関して言えば、思春期を通りこして急に赤ちゃんから大人になったような気がしています。カスパーのように!

このペーター・ハントケの「カスパー」は、そんな“言葉”の尊さを感じさせてくれる戯曲で、様々な問題定義を示してくれます。僕の演じるプロンプター役はそんなカスパーに“言葉の世界”への道標を示す重要な役だと考えています。誰の中にでも存在するであろうプロンプター、僕も自分の中にいるプロンプターの声に耳を傾け、皆様にとって、この素晴らしい戯曲の上演が“何かを考え”豊かな時間になるよう稽古に奮励したいと思っております。是非劇場に足をお運びください!

この記事の画像(全5件)

「カスパー」

2023年3月19日(日)~31日(金)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

2023年4月9日(日)
大阪府 松下IMPホール

作:ペーター・ハントケ
訳:池田信雄
演出:ウィル・タケット
出演:寛一郎 / 首藤康之下総源太朗萩原亮介王下貴司 / 高桑晶子小田直哉、坂詰健太、荒井啓太

全文を表示

※初出時、人名に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

読者の反応

  • 7

TOTAL STAGE PRODUCE @TSP_produce

寛一郎主演「カスパー」全キャスト決定、首藤康之「“言葉”の尊さを感じさせてくれる戯曲」(コメントあり) https://t.co/71OmKW717J

#カスパー #寛一郎 #首藤康之 #大駱駝艦

コメントを読む(7件)

関連記事

寛一郎のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 寛一郎 / 首藤康之 / 萩原亮介 / 王下貴司 / 高桑晶子 / 小田直哉 / 下総源太朗 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします