「オンディーヌ」は、永遠の愛を信じて人間界に入った水の精オンディーヌと、遍歴の騎士ハンスの悲恋を描いた、フランスの劇作家ジャン・ジロドゥによる作品。米吉がオンディーヌ役を担い、愛知公演ではハンス役を
米吉は「歌舞伎の数日間という短い稽古期間に慣れている身にとっては人生で一番稽古したことになります。その上で、お客様に見ていただく本番はお稽古とは全く違うものだと改めて実感した初日でした。物語の終盤。ハンスに助けを求めその胸に飛び込んで、その温もりを感じた時、(あ、もうすぐおしまいだ)と、あっという間に時間が経っていたことに気がつきました。それは稽古ではなかった不思議な体験。きっと客席の皆様から頂いたパワーで魔法にかけられたのかもしれません。私自身も皆さんに魔法をかけられるよう、千穐楽まで少しでも高みを目指していきたいと思っています」とコメント。
宇野は「今回、座長・中村米吉さんの外部公演初主演となる記念すべき作品です。相手役ということもあり、稽古期間から緊迫感を持って挑んで参りました。いざ、幕が上がると本当に愛くるしいオンディーヌに背中を押され、緊張感はあるものの自然と笑顔になり、その時々を楽しく生き抜くことができました。名古屋での公演を終えると東京での公演となります。更に魅力を増したオンディーヌという作品に出会えることでしょう。皆さまと劇場でお会いできる日を心よりお待ちしております」と思いを述べた。
公演はこのあと、1月6日から11日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで行われる。東京公演では、ハンス役を
「オンディーヌ」
2022年12月23日(金)~25日(日)※公演終了
愛知県 ウインクあいち(愛知県産業労働センター) 大ホール
2023年1月6日(金)~11日(水)
東京都 東京芸術劇場 シアターウエスト
作:ジャン・ジロドゥ
上演台本・演出:
キャスト
オンディーヌ:
ハンス:
水の精キラ(ベルタ):
水の精(ベルトラン):佐藤和哉(篠笛)
水の精ユラ:白鳥かすが
水の精トン(オーギュスト):
水の精セラ(ユージェニー):宮川安利
水の精ダヤン:加納明
水の精の王(奇術師):
水の精アリ(王妃イゾルデ):
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がぶ @gaburi45cc
この舞台写真からかなりお化粧が進化してるらしいので名古屋で観た人もみんな池袋行こう #オンディーヌ #中村米吉 https://t.co/bElsdCXvwU