「挿話」は加藤道夫が自身の戦争体験をもとに執筆し、1948年に発表した戯曲。劇中では、第二次世界大戦の終戦直後、架空の南の島・ヤペロ島を舞台にした物語が展開する。今回の上演版では、的早孝起が演出を担い、出演者には
的早は本作について「今、現実のように見えるものはあの戦争の結果から地続きで作られているように見えますが、子どものような眼差しを持つヤペロ島にはその結果だけには納められない現実と幻想があります。文学座アトリエでみんなでこの島に行くことで、過去と未来の新たな道が拓けてくると思います」とコメントした。チケットの前売り販売は、2月14日10:00にスタート。また、一部公演ではアフタートークが実施される。
なお、文学座の2023年公演ラインナップには「挿話」のほか、
関連する特集・インタビュー
2023年文学座公演ラインナップ
3月アトリエの会「挿話(エピソオド)~A Tropical Fantasy~」
2023年3月14日(火)~26日(日)
東京都 文学座アトリエ
作:加藤道夫
演出:的早孝起
出演:
「地獄のオルフェウス」
2023年5月9日(火)~23日(火)
東京都 文学座アトリエ
作:
訳:
演出:
出演:赤司まり子、
「夏の夜の夢」
2023年6月29日(木)~7月7日(金)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
作:
訳:小田島雄志
演出:
出演:
9月アトリエの会「アナトミー・オブ・スーサイド(仮題)」
2023年9月11日(月)~23日(土・祝)
東京都 文学座アトリエ
作:アリス・バーチ
訳:關智子
演出:
出演:沢田冬樹、鈴木弘秋、目黒未奈、
「逃げろ!芥川」
2023年10月27日(金)~11月4日(土)
東京都 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
2023年11月8日(水)
大阪府 八尾プリズムホール
作:
演出:
出演:石川武、
地方公演
「昭和虞美人草」
2023年3月~8月
作:
演出:西川信廣
出演:
「五十四の瞳」
2023年8月~9月
作:
演出:松本祐子
出演:
※高柳絢子の「高」ははしご高が正式表記。
関連記事
🌸明潭動漫新聞🌸いちご甲鉄要塞🍓庫洛魔法使 @SMLNewsCaptor
[ステージナタリー]みんなでヤペロ島へ、文学座アトリエの会「挿話」演出は的早孝起 https://t.co/YuLZYpeZL4