これは、劇団が昨年から取り組んでいる「ジャック・マニング三部作」の第2部にあたるもの。オーストラリアの劇作家デヴィッド・ウィリアムソンによる戯曲「ジャック・マニング三部作」は、調停人ジャック・マニングが事件の被害者と加害者の話し合いの場で、“修復的司法”に尽力する姿を描く会話劇だ。第2部「対話」では、マニングがすでに結審した殺人事件の関係者を集め、両者間の摩擦を減らすことを目指す。本作は、昨年上演された第1部「面と向かって」と同様、翻訳を佐和田敬司、演出を
上演に際し、森は「前作以上に作品のリアリティーを追求し、より緻密な会話劇をお客さまに堪能していただくことで深い感動をお伝えしたいと願っています。これはコミュニティーでの問題として作劇されていますが、拡大すると世界の紛争地にも舞台を移す事ができうる、地球規模の人間ドラマだと私は思うのです。ギブアップしない人間の強さと温かさがこのシリーズの魅力だと思います。見えない出口にもがく人たちに、作者は小さい希望の明かりを灯します。観終わったあとに皆様の心が少し温かく感じられる、そんな舞台をお届けしたい」とコメントした。出演者には山本順子、
森一コメント
私ども劇団俳優座は昨年度の紀伊國屋演劇賞団体賞を受賞いたしました。その対象作のひとつに、デヴィッド・ウイリアムソンの「面と向かって」がありました。「ジャック・マニング三部作」の第一部に当たり、本作「対話」は第二部となります。
前作以上に作品のリアリティーを追求し、より緻密な会話劇をお客さまに堪能していただくことで深い感動をお伝えしたいと願っています。これはコミュニティーでの問題として作劇されていますが、拡大すると世界の紛争地にも舞台を移す事ができうる、地球規模の人間ドラマだと私は思うのです。ギブアップしない人間の強さと温かさがこのシリーズの魅力だと思います。
見えない出口にもがく人たちに、作者は小さい希望の明かりを灯します。観終わったあとに皆様の心が少し温かく感じられる、そんな舞台をお届けしたいと稽古に臨んでいます。
劇団俳優座 No.352「対話」
2023年2月10日(金)~24日(金)
東京都 俳優座スタジオ
作:デヴィッド・ウィリアムソン
翻訳:佐和田敬司
演出:
出演:山本順子、
※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。
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劇団俳優座 @haiyuza
★ 2月公演『 #対話 』
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〜「ジャック・マニング三部作」第2部はより緻密な会話劇〜
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2月10~24日
@俳優座スタジオ
▼ 公演情報
https://t.co/gebJPj2S0g
#修復的司法