奥田一平×木戸邑弥×小西成弥×松島庄汰が描き出す“青春の神話”「Our Bad Magnet」

unrato「Our Bad Magnet」が、4月6日から16日まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストで上演される。

「Our Bad Magnet」は、スコットランドの劇作家ダグラス・マックスウェルの青春群像劇。同作は2000年にスコットランド・グラスゴーで初演された。日本ではD-BOYS STAGEが2012年に、物語の舞台を日本に置き換えた「淋しいマグネット」を上演している。今回は広田敦郎が新訳、大河内直子が演出を担当。出演者には奥田一平、木戸邑弥、小西成弥、松島庄汰が名を連ねた。

舞台はかつて人気の観光地だったがすっかりすたれた、海添いの小さな町。アラン、フレーザー、ポール、ゴードンという4人の同級生は29歳になっていた。彼らは苦い思い出を抱えながら集まってきて……。

演出の大河内は「青年たちは痛々しいほど不器用で美しい。これは青春の神話だ。才能あふれる若き俳優たち、スタッフと共にこの青春の神話に挑みます」とコメントしている。チケットの一般販売は2月25日にスタート。

大河内直子コメント

「僕らは孤独で悲しみながら地上をさまよう運命なのです。」

大人になるにつれ、私たちが置き去りにしてしまって久しい蒼い時、記憶の底に沈めて久しい傷、青春の孤独と終焉ー。

ヒリヒリとした青年たちの孤独が、「寂しい」という彼らの内なる声が、現代の私たちの孤独に響いてくる。

青年たちは痛々しいほど不器用で美しい。これは青春の神話だ。

才能あふれる若き俳優たち、スタッフと共にこの青春の神話に挑みます。