テーマはフェミニズム、TremendousCircus「メサイア・カーミラ」＆「FEMIKING」開幕

TremendousCircus「メサイア・カーミラ」＆「FEMIKING」が、昨日12月16日に東京・ザムザ阿佐谷で開幕した。

TremendousCircusでは今年、“feminism year”を掲げてフェミニズムをテーマにした作品を連続上演してきた。今回は16日から18日まで「メサイア・カーミラ」、20日から26日まで「FEMIKING」が披露される。いずれも作劇を田中円、演出を田中と知乃、ドラマトゥルクを少女自由都市の葭本未熾が担当。なおTremendousCircusによる小劇場公演は、今回を持ってひと区切りとなる。

「メサイア・カーミラ」は今年7月に上演予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止になっていた作品。劇中では、女吸血鬼カーミラと、カーミラを復活させるために1000年生きている少女ローラを中心とした物語が描かれる。出演者には劇団員のほか、葭本、坂井亜由美、山本和、内古閑由亘が名を連ねた。

「FEMIKING」の舞台は紀元前48年。エジプト・プトレマイオス王朝では、クレオパトラ7世とその姉妹との間で、権力の座をめぐる骨肉の争いが続いていた。クーデターで国を追われたクレオパトラは、砂漠でローマの将カエサルと出会い……。出演者には劇団員に加え、葭本、橋本明花、小島由莉、花塚廉太郎、渡辺恒、久木田歩未、涼が登場。また特別ゲストとして、12月24・25日のみ声優の葉山翔太が出演する。

本日12月17日19:00開演の「メサイア・カーミラ」、24日19:00開演の「FEMIKING」では配信も行われる。詳細は公式サイトで確認を。