OSK「春のおどり」今回のレビューは“新しいのに懐かしい、懐かしいのに新しい”

2月に東京・大阪で上演されるOSK日本歌劇団「レビュー 春のおどり」の取材会が、去る12月13日に大阪・大阪松竹座で行われた。

取材会には、作・演出・振付の上島雪夫、そして楊琳、舞美りら、千咲えみ、翼和希が出席。上島は、大阪公演が、大阪松竹座の開場100周年記念として行われることに触れ「節目に公演ができることが大変光栄です。自分が持っている引き出しを余すことなく出し切り、レビューを作りたい」とコメント。また「第1部ミュージカル・アクト『レ・フェスティバル』は歌と踊りだけで構成されるため、レビュー劇団であるからこそ上演できる作品です。今のOSKに相応しく、懐かしさと新しさが入り混じる、楽しいレビューになると思います」と述べた。

楊は「大阪松竹座開場100周年に公演ができること、また東京公演もさせていただけること、大変うれしく思います。OSK日本歌劇団に愛を注いでくださるファンの皆様をはじめ、関わっていただいている皆様に感謝申し上げます。今回のレビューは“新しいのに懐かしい。懐かしいのに新しい”上島先生らしさが光る、オシャレで、品のあるレビューになると思います。OSKがお客様にとってなくてはならない存在となりますよう、精進いたします。ぜひ観にいらしてください」と来場を呼びかける。

舞美は「2014年に大阪松竹座で上演された『道頓堀パラダイス』という作品に、松竹楽劇部の第1期生のお役で出演させていただきました。その大阪松竹座が開場100周年という記念すべき年にOSKの現役生として出演できること、大変感慨深く思います。OSKがこの先も長く長く続きますように思いを込めて、精一杯がんばります」と意気込みを述べた。

千咲は「OSKが100周年を迎えた本年は、本当にたくさんの公演に出演させていただき、大変感謝しております。101年目の新しいスタートを迎えるOSKの更なる可能性をお客様に見つけていただきたいです」、翼は「OSKは今年創立100周年を迎えることができ、皆さまへの感謝の思いと共に、OSKに対する誇りを強く持っています。舞台人として貴重な経験や学びを生かし、大阪松竹座の100周年を盛り立て、OSKの1人として華を添えられるよう精一杯がんばります」と思いを語った。

公演は2月4日から12日まで大阪・大阪松竹座、24日から26日まで東京・新橋演舞場にて。チケットの一般販売は、大阪公演が12月20日、東京公演が25日のそれぞれ10:00にスタート。