「俺が代」は、日本国憲法や公布当時の政治家たちの演説を用いたソロパフォーマンス作品。演出を担う
上演時間は約1時間15分で、公演は12月13日まで。一部公演ではアフタートークが行われ、本日10日には哲学者の永井玲衣、11日には
萩原雄太コメント
5年前にSTスポットで発表して以来、「俺が代」は国内外のいろいろな場所で上演をし、またSTスポットに戻ってきました。
今回のバージョンでは、新たな美術を追加したり、新しくテキストを追加して加害側としての歴史を踏まえながら日本国憲法の意味を浮き彫りにしています。
多くの人が、コロナ禍において「なぜ劇場に行くのか?」と考えたと思います。きっと、劇場は個人ではなく「みんな」で作品を見る場所です。「みんな」から触発されながら見ることによって、個人では考えられなかったことに到達できる場所だと思っています。
今回は、海外から多くの人がやってくるYPAMでの上演です。英語字幕を通じて、国外からの観客、特に戦前に旧大日本帝国の植民地だった国や地域の人々とともに日本国憲法に触れると、その意味は大きく変わります。この特別な機会にぜひ足を運び、日本国憲法に対するイメージの変化を楽しんでください。
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萩原雄太 @hgwryt_kamome
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