冷凍保存された野外劇がよみがえる、毛皮族「セクシードライバー」開幕

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毛皮族「セクシードライバー」が、昨日11月30日に東京・BUoYで開幕した。

毛皮族「セクシードライバー」より。(Photo by EMIRI HABAKI)

毛皮族「セクシードライバー」より。(Photo by EMIRI HABAKI)

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「セクシードライバー」は、2009年に初演され、第54回岸田國士戯曲賞の最終候補となった作品。今回は、江本純子がワンカット長回しで撮った“野外演劇映像”に、遠藤留奈鈴木将一朗が生で声をあてる形式で立ち上げられる。

開幕に際し江本は「映像に冷凍保存してある天然の野外劇が、鮮度バッチリのライブで蘇るのです!! つまり、映像なのに生!! ここがいちばんの見どころです。さらにもうひとつ。まだまだこんなさなかに、ご足労おかけしますが、北千住BUoYに来て頂けたら、わざわざシアターで演劇や映画を観る楽しさやぜいたくさの体感も、作品と必須のセットでお届けいたします」とコメント。公演は12月4日まで行われる。

江本純子コメント

21年春コロナ禍のさなか、無観客演劇ならぬ観客ひとり演劇を湾岸埠頭で行いました。それが深夜3時開演の野外劇「セクシードライバー」です。観客は、わたしひとり(作り主もわたし)。

そのときの野外劇の感動を、わたしひとりだけではなく、他の観客の皆さんとシアターでシェアするには??(ただ配信、とかつまらんでしょー?)と、探求したとっておきのお届け方法が今作のスタイルです。

映像に冷凍保存してある天然の野外劇が、鮮度バッチリのライブで蘇るのです!! つまり、映像なのに生!! ここがいちばんの見どころです。

さらにもうひとつ。

まだまだこんなさなかに、ご足労おかけしますが、北千住BUoYに来て頂けたら、わざわざシアターで演劇や映画を観る楽しさやぜいたくさの体感も、作品と必須のセットでお届けいたします。

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毛皮族「セクシードライバー」

2022年11月30日(水)~12月4日(日)
東京都 BUoY

作・演出・映像:江本純子
出演:遠藤留奈鈴木将一朗、江本純子

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読者の反応

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桜井圭介 @sakuraikeisuke

昨日見てきた。森下での試演会に続き2度目で、仕掛けは知ってたけど、やっぱり驚いた。演劇の「再現善/現前」とか映像の「フィクション/リアル」「聴覚/視覚」がぐわんぐわん揺さぶられる。そして台本がホント面白くて俳優の演技がマジ上手いので、二度美味しい。毛皮族『セクシードライバー』。 https://t.co/PB70cYV1eQ

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