“大幅な加筆修正を加え”劇団「地蔵中毒」が「つちふまず返却観音」に再び挑む

3

55

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 15 35
  • 5 シェア

劇団「地蔵中毒」第十六回公演 無教訓意味なし演劇 vol.16「つちふまず返却観音 2022~テトラポッドの着払い~」が12月14日から18日まで東京のザ・スズナリにて上演される。

劇団「地蔵中毒」第十六回公演 無教訓意味なし演劇 vol.16 「つちふまず返却観音 2022~テトラポッドの着払い~」チラシ

劇団「地蔵中毒」第十六回公演 無教訓意味なし演劇 vol.16 「つちふまず返却観音 2022~テトラポッドの着払い~」チラシ

大きなサイズで見る

上演に向け、作・演出を手がける大谷皿屋敷は「今回は地蔵中毒初の再演である。大幅な加筆修正を加え、現状、出来上がっているものは完全なる新作である。今のところ、一つも初演と同じ部分がない。でも再演なのである。人間生活の営みは、もしかすると全て再演なのではないだろうか」としたうえで、「いや、すいません、そんなややこしいことは一切考えてないです。『新作を再演だと言い張ったら、ウケるんじゃないか』という、浅はかな思いつきだけです。今回もまた、浅はかな思いつきへのお付き合いをよろしくどうぞ」とコメントした。

出演者にはかませけんた、三葉虫マーチ、東野良平、立川がじら、小野カズマ、佐藤一馬、荒威ばる、シオザキ、加藤睦望、屋代秀樹が名を連ねた。17日19:30開演回はStreaming+にて生配信あり。

大谷皿屋敷コメント

「大幅な加筆修正を加え」の限界を探ってみたいと思う。

今回は地蔵中毒初の再演である。大幅な加筆修正を加え、現状、出来上がっているものは完全なる新作である。今のところ、一つも初演と同じ部分がない。

でも再演なのである。

人間生活の営みは、もしかすると全て再演なのではないだろうか。「朝起きて夜眠る」という行為の「再演」に、その日その日の加筆修正を加えること。それこそが「生きる」ということなのではないだろうか。いや、すいません、そんなややこしいことは一切考えてないです。「新作を再演だと言い張ったら、ウケるんじゃないか」という、浅はかな思いつきだけです。今回もまた、浅はかな思いつきへのお付き合いをよろしくどうぞ。

この記事の画像(全1件)

劇団「地蔵中毒」第十六回公演 無教訓意味なし演劇 vol.16「つちふまず返却観音 2022~テトラポッドの着払い~」

2022年12月14日(水)~18日(日)
東京都 ザ・スズナリ

作・演出:大谷皿屋敷
出演:かませけんた、三葉虫マーチ、東野良平、立川がじら、小野カズマ、佐藤一馬、荒威ばる、シオザキ、加藤睦望、屋代秀樹

全文を表示

読者の反応

  • 3

@Q0gtO43etrrfg

ステージナタリー / “大幅な加筆修正を加え”劇団「地蔵中毒」が「つちふまず返却観音」に再び挑む https://t.co/G2GEyYOaZ2 https://t.co/rJPB8V40eK

コメントを読む(3件)

関連記事

劇団「地蔵中毒」のほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャのステージナタリー編集部が作成・配信しています。 劇団「地蔵中毒」 / 大谷皿屋敷 / 屋代秀樹 の最新情報はリンク先をご覧ください。

ステージナタリーでは演劇・ダンス・ミュージカルなどの舞台芸術のニュースを毎日配信!上演情報や公演レポート、記者会見など舞台に関する幅広い情報をお届けします