舞台「私立探偵 濱マイク-我が人生最悪の時-」で主演を務める
本作は、林海象による映画「私立探偵 濱マイク」シリーズの第1弾「
佐藤は昨年2月に上演された「朗読劇『私立探偵 濱マイク』-我が人生最悪の時-」に続き、マイク役を務める。朗読劇の上演時から舞台化を熱望していたと話す佐藤は「アクション込みで上演したほうが絶対に映えるし、身体で魅せるお芝居が入ることで、より臨場感が出ると思っていました。なので、舞台化が決まったときは、びっくりよりも『でしょうね!』と(笑)。成功が約束されたような気持ちでした」と笑顔を見せる。記者から西田の演出への期待を問われると「やっぱりアクションですね。僕自身アクションが好きだし、キャストにも身体が動くメンバーがそろいにそろっているので。ガンアクションは当然あるでしょうし、素手でのアクションもあるかもしれない。歌う可能性もありますし、舞台ならではの新しいことができそうで楽しみですね」と瞳を輝かせた。
自身が演じるマイクの印象を「とにかく男らしい。男が憧れる男」と絶賛し、「情に厚く、人を心から大事にするところが、車屋をやっている自分の父親に似ていて。マイクは『金はいいから』とよく言いますが、うちの父親もあんまりお金を取らないから、儲けが出なくて。(儲けを)取れよ!と思うんですけど(笑)、そういったところに親近感を覚えますね」と語る。さらに「マイクは自分にもけっこう似ていて。朗読劇でも、彼の行動原理に疑問を抱くことがなく、演じやすかったです。俺も基本的に人の頼みを断らないところがあって、それで大変な思いもしたんですけど……『それでも良し』と思うところも、濱マイクにちょっと似ているのかも」と共通点を明かした。
今回、物語のキーマンとなる海平を寺西が演じる。寺西について「まだあまり話はできていないのですが、彼とは共通の知り合いが多くて。個人的に『こいつ好きだな』と思う人と(寺西が)仲良くしているので、気が合いそう」と言葉に期待をにじませる。また、海平を好きなキャラクターの1人に挙げ「あんまり話すとネタバレになっちゃうけど(笑)、彼自身さまざまな葛藤があって、感情移入ができる。濱マイクは当然演じたいですが、楊さんも演じたら楽しいだろうな!って思います。そのくらい魅力的なキャラクターですね」と語った。
上演に向けた意気込みを「この令和の時代で、佐藤流司が濱マイクを演じることの意味を見つけていきたいですね。台本を読んだときの初期衝動を大事に、自分なりに演じつつ、原作ファンの方にも『濱マイクっぽいな』ということを感じていただける要素を盛り込んでいきたい」と語る。また、原作映画の続編を舞台化したいかと問われた佐藤は「今回、お客様に受け入れていただいけたら、もちろん。しっかり成功させてつなげていきたい」と回答。「共演者も、お芝居に真摯に向き合っている素晴らしい方ばかりなので、1つの重厚な作品として、皆様にお届けできれば」と気合い十分な様子を見せた。公演は12月15日から18日まで東京・サンシャイン劇場、29・30日に大阪・森ノ宮ピロティホールにて。
舞台「私立探偵 濱マイク-我が人生最悪の時-」
2022年12月15日(木)~18日(日)
東京都 サンシャイン劇場
2022年12月29日(木)・30日(金)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
原作:林海象(濱マイクシリーズ 第1弾 映画「私立探偵 濱マイク -
脚本・演出:西田大輔
キャスト
濱マイク:
楊海平(ヤン・ハイピン):寺西拓人
星野:矢部昌暉、宮本弘佑
楊徳健(ヤン・トッケン):椎名鯛造
濱茜:小泉萌香
王百蘭(ワン・バイラン):七木奏音
中山刑事:和興
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