収益はパヤタスの子供たちに、チャリティ公演「たたずむ その場所で」

チャリティ公演「たたずむ その場所で ～パヤタスに降る星より～」が明日11月25日から27日まで、東京・SYDホールで上演される。

これは、山口千恵子の書籍「パヤタスに降る星」を原作に、毎年公演を行っているチャリティ演劇プロジェクトの最新作。「パヤタスに降る星」では、フィリピン・マニラ首都圏のゴミが集まるパヤタスを舞台に、ゴミを拾っては換金することで生計を立てている子供たちの様子がノンフィクションでつづられる。同プロジェクトは2017年にスタートし、収益は現地の子供たちへ寄付されている。

今作「たたずむ その場所で ～パヤタスに降る星より～」は、ボランティアとしてパヤタスを訪れた日本の若者が、自分たちとパヤタスの子供たちを取り巻く現実の違いに打ちのめされるところから物語が始まる。いくつもの岐路に立たされる若者たちだが、意を決して最初の一歩を踏み出すことで運命が変わり……。会場にはパヤタスをイメージした空間デザインが施され、観客は舞台と客席の区別がない空間を自由に歩きながら、同時多発的に起こるパフォーマンスを鑑賞できる。

なお、11月26日の11:30回と15:00回の開演前にはCosmo Global Kidsによるオープニングアクトダンスが披露される。