PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「笑の大学」が、来年2月から4月にかけて東京・PARCO劇場ほかにて上演される。
上演に際し、三谷は「この作品でPARCO劇場開場50周年記念シリーズに参加できることを、僕はとても嬉しく思っています。なんと言ってもこの劇場は、自分を育ててくれた大切な場所ですから」と喜びを語った。
東京公演のチケット販売は来年1月7日にスタート。三谷、内野、瀬戸のコメントは以下の通り。
三谷幸喜コメント
「笑の大学」は大好きな作品。だからこそ、託したい俳優さんに出会うまで再演はしないと決めていました。内野さんの「向坂」が見たいと思った時から、今回のプロジェクトは始まりました。そして瀬戸さんは今の僕が最も頼りにしている俳優さんの一人。この二人で「笑の大学」を上演できるというのは、僕にとって最高の喜びです。
今まで待った甲斐がありました。今回初めて観る方も、以前ご覧になった方も、新しく生まれ変わる「笑の大学」にきっと満足して頂けると思っています。この作品でPARCO劇場開場50周年記念シリーズに参加できることを、僕はとても嬉しく思っています。なんと言ってもこの劇場は、自分を育ててくれた大切な場所ですから。
内野聖陽コメント
25年前の、脚本家三谷さんの素晴らしい戯曲と、25年後の、演出家三谷さんとのお仕事なんて、一度に2度美味しい思いができる、こんな素晴らしく贅沢なことはありません。
ボクがこの本で素敵だなって感じることがいっぱいあって、顔の筋肉が緩んでしまう瞬間もたくさんあって、声を出して笑ってしまうところもたくさんあって、涙腺が緩んでしまうときもあって、そんな素敵なものを、いっぱいいっぱい舞台の上に花開かせたいと思っています。気鋭の若手、瀬戸康史くんとのセッションもとても楽しみです。みなさんどうぞご期待して待っていてください。
お稽古励みます!
瀬戸康史コメント
まず、舞台版と映画版を観た時に、演じる人物によってこんなに印象が違うのだと驚いたのを覚えています。それは、登場人物がほぼほぼ二人しかいないからでしょう。その二人の俳優が持つ性質が空間を支配して、ダイレクトに観客に伝わる感じ。でも、それが気持ちの悪い生々しさではなく、どこかクセになる生々しさなんですよね。ずっとこの二人の掛け合いを見ていたいと思わせる三谷幸喜さんの力……とんでもないです。内野さんとは今回初共演で、まだまだ謎だらけです。なので今は、優しい人かな? 怖い人だったらどうしよう。と、まるで検閲官にどきどきしながら対峙する作家のような気持ちです(笑)
二人芝居も初めてなので、とにかく新鮮さを大切に、相手からのエネルギーをいくらでも受け取れる心の余裕を持って、楽しんで演じられればと思います。
PARCO劇場開場50周年記念シリーズ「笑の大学」
2023年2月8日(水)~3月5日(日)
東京都 PARCO劇場
2023年3月11日(土)・12日(日)
新潟県 りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場
2023年3月18日(土)・19日(日)
長野県 まつもと市民芸術館 主ホール
2023年3月23日(木)~26日(日)
大阪府 サンケイホールブリーゼ
2023年3月30日(木)~4月2日(日)
福岡県 キャナルシティ劇場
2023年4月6日(木)~9日(日)
宮城県 電力ホール
2023年4月13日(木)~16日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2023年4月20日(木)・21日(金)
沖縄県 那覇文化芸術劇場なはーと
作・演出:
出演:
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Ryu☆ @RyutaroNakahara
笑の大学再演を今知った。。
三谷幸喜先生の作品で一番好き。。
これは観たい。。 https://t.co/CjEtIacRnv