平安時代を舞台とした本作では、きらびやかな平安貴族の世界と、恋愛長編「源氏物語」を生んだ紫式部の一生が紡がれる。脚本を手がけるのは、大河ドラマ「功名が辻」やテレビドラマ「家売るオンナ」の大石静。吉高が紫式部に扮し、柄本は紫式部の生涯の“ソウルメイト”藤原道長を演じる。
道長は「源氏物語」の主人公・光源氏のモデルとして有力視される人物。作中の紫式部と道長は幼少期に出会い、惹かれ合う。両家の格の違いや、紫式部の母の死にまつわる秘密が2人の関係に影を落とすが、紫式部と道長は心の奥底でつながり……。
本日開催された道長役の発表会見には、吉高、柄本、制作統括の内田ゆきが登壇。道長のキャスティングは大石、内田、演出チームで検討を重ねた上で行われた。内田は道長の配役においてある種の生々しさを重視したと言い、「さまざまな魅力が見えて、佇まいから“ざわざわ”させるものを持っている方にお願いしたかった」と語る。
柄本は「道長さんについては鋭意調査中」と明かし、「皆さんがイメージする時の権力者としての道長だけじゃなく、もっと人間味と奥行きのある男性として演じたい。年齢によっても違った表情を見せられたら」と意気込みを語る。また柄本は道長について「現代の感覚に近いものを持っている。時代劇ではありますが、僕らが持っている今の感覚も大事に演じられれば」と話した。
吉高と柄本は、大石が脚本を手がけたテレビドラマ「知らなくていいコト」に続いて2回目の共演。吉高は「本当に心強い」と柄本に厚い信頼を寄せ、「(柄本は)すごい瞬発力で、台本からは想像もしないようなお芝居をされる方。どういう発想で台本を具現化するのか、1年を通してそばで見られるのが楽しみ」と期待を口にした。
「光る君へ」は来年夏にクランクイン予定。放送は2024年1月にスタートする。
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メルカッツ パラオ勤務 @Merkatz_Palau
御堂関白が塚本佑さんだそうで、最初見た時お父様の方と間違えたのはナイショ
【会見レポート】大河ドラマ「光る君へ」吉高由里子演じる紫式部の“ソウルメイト”藤原道長に柄本佑 https://t.co/HO2cfKbYHm