岡本圭人が400kmロードバイク旅の思い出明かす、高畑淳子には「言葉にならない親近感」

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舞台「4000マイルズ~旅立ちの時~」で主演を務める岡本圭人の取材会が、昨日11月5日に大阪で行われた。

岡本圭人

岡本圭人

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エイミー・ハーツォグ作「4000マイルズ~旅立ちの時~」は、2011年にアメリカ・ニューヨークのオフブロードウェイで初演された作品。物語は、大学生のレオ(岡本)が祖母ヴェラ(高畑淳子)の住むマンハッタンのアパートに深夜、突然現れるところから始まる。レオはアメリカ西海岸から東海岸までを自転車で横断する旅の途中で不幸な事故に遭い、心に傷を負いながら目的地のニューヨークにたどり着き……。

岡本はレオの気持ちを理解するため、新潟の日本海沿いから千葉の海浜幕張公園までロードバイクで縦断したことを明かす。1日100km走行し、4日間で400kmの旅をなしとげた岡本は、山越えの途中でサルを見かけたり、ペンションに急きょ宿泊したり、荒川を90km下ったりといったエピソードを披露しつつ、「台本に、おばあちゃんから『どんな旅だった?』と聞かれて『大変だけどいい旅だったよ!』と答える場面がある。その意味がわかった気がします」と達成感をのぞかせた。

また岡本は、祖母役の高畑と「おばあちゃんは小さいときに何をして遊んでくれたんだろう」と台本に書かれていないことを話し合って役同士の関係性を深めていると言う。さらに岡本は「自分では覚えていないのですが……昔、父(岡本健一)と高畑さんが同じ舞台に出たとき、父の楽屋で暴れる3歳の僕の相手を高畑さんがしてくれたらしい」と裏話を語り、「自分の小さい頃を知る方と共演できるのは貴重な経験だし、言葉にならない親近感があります。高畑さんへの親近感を良い方向に使えたら」と思いを口にした。

最後に岡本は「この作品では人と人が繋がることで心が浄化される、そのカタルシスを味わえると思います。皆さんの心の中にきっと響くはず。観終わったとき『いい1日になるかもしれない』と思える舞台を作りたい」とコメントし、取材は終了した。

公演は12月12日から28日まで東京・シアタークリエ、1月7日から9日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、11・12日に愛知・日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール、15日に香川・レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホールで行われる。

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「4000マイルズ~旅立ちの時~」

2022年12月12日(月)~28日(水)
東京都 シアタークリエ

2023年1月7日(土)~9日(月・祝)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

2023年1月11日(水)・12日(木)
愛知県 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール

2023年1月15日(日)
香川県 レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホール

作:エイミー・ハーツォグ
翻訳:小田島恒志、小田島則子
演出:上村聡史

キャスト

レオ:岡本圭人
ベック:森川葵
アマンダ:瀬戸さおり
ヴェラ:高畑淳子

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読者の反応

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キョードー東海 @KYODOTOKAI

#岡本圭人 主演 舞台「#4000マイルズ」
1/11(水)・12(木) 日本特殊陶業市民会館
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