マイヨー振付で“究極のラブストーリー”に、モンテカルロ・バレエ団「じゃじゃ馬馴らし」

モナコ公国モンテカルロ・バレエ団「じゃじゃ馬馴らし」日本公演が、11月11日から13日まで東京・東京文化会館 大ホールで開催される。

これは、ウィリアム・シェイクスピアによる喜劇「じゃじゃ馬馴らし」をもとにジャン＝クリストフ・マイヨーが振付を手がけ、2014年にボリショイ・バレエが初演したバレエ作品。「じゃじゃ馬馴らし」の戯曲には、気難しくて乱暴な妻キャタリーナを夫ペトルーチオが“調教”する様子が描かれている。しかしマイヨーは“愛”と“誰にでも愛される権利がある”というテーマを設定し、若いカップルがお互いを見つけ出し、真実の愛を探し当てる“究極のラブストーリー”というアプローチで本作を演出した。

なお本作にはドミートリイ・ショスタコーヴィチの音楽が使用されており、ジャズの名曲「二人でお茶を」をカバーした「タヒチ・トロット」も登場する。