愛媛県東温市で生み出される「pulse」作・演出を担うのは本坊由華子

演劇公演「pulse」が11月19・20日に愛媛・東温アートヴィレッジセンター / シアターNESTにて上演される。

これは世界劇団の本坊由華子が作・演出を手がける演劇公演。lotus idea代表で本公演のプロデューサーであるムー・テンジンは「今回、私が企画・プロデュースする演劇公演『pulse』は、公演場所である東温市近隣を拠点に、全国各地や海外までを発表の場にしているアーティストを招聘した『今を問う』演劇作品となっています。演劇作品と謳いはしましたが、壮大な絵画作品を体感したような、素晴らしい音楽アルバムに出会ったような、自然と対峙したような舞台作品となることでしょう。その土地で成る、果実をまずはその土地でご賞味いただければと思います」とコメント。

本坊は「劇とは何だろうか。演劇を創作して10年あまり、私は本作品の創作に携わりながらある一つの疑問が浮かんだ。演劇とは、戯曲を執筆し、俳優に演じてもらいながらシーンを構築する。しかし、演劇公演『pulse』は、戯曲というそのものを疑った作品である」と言い、「愛媛県東温市の山の中から誕生した本作品は、誰しもが楽しめる作品になると思う。舞台芸術の概念を広げ、深める作品になる。何者にもカテゴライズされず、何とも名付けられないこの作品は、耳で聞いて、肌で感じて身体で応える。そんな身体を刺激する豊かな作品である」と意気込みを述べた。