社会における芸術の在り方を問う、青いサカナ団のオリジナルオペラ「写楽」

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国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団 第39回公演「歌劇『写楽』」が、10月29・30日に東京・あうるすぽっとで上演される。

国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団 第39回公演「歌劇『写楽』」チラシ表

国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団 第39回公演「歌劇『写楽』」チラシ表

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青いサカナ団は、1989年に国立音楽大学の学生・卒業生を中心に結成された団体。第39回公演となる本作は、原作・脚本・作曲・指揮・演出を神田慶一が手がけるオリジナルオペラとなる。

イラストレーターを目指している伊央は、長年疎遠になっていた姉・麗亜から呼び出された。麗亜は「仕事先の広告代理店・青鳳堂が国際的な芸術イベントの主役を探している」という話を伊央に持ちかける。無名の伊央にとっては願ってもないチャンスであったが、実際の現場では有名プロデューサー樹本の号令のもと、形だけの“天才デザイナー”が作られようとしていて……。

青いサカナ団の公式サイトには、作品の内容について「本作は写楽自身を描く作品ではありませんが、現代に於ける芸術家とそれを売り出すプロデューサーの有り様を描く中で、写楽の時代も今も変わらない社会に於ける芸術の在り方を問う作品となっています」とつづられている。

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国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団 第39回公演「歌劇『写楽』」

2022年10月29日(土)・30日(日)
東京都 あうるすぽっと

原作・脚本・作曲・指揮・演出:神田慶一
出演:栗林瑛利子、栗本萌、高柳圭、村松恒矢、増原英也、重田栞、塙翔平、鈴木しゆう、大岸明日香、根本和歌菜、青沼沙季、瀬口杏奈、今氏瑛太、戸村優希、小澤田一樹、岩田有加、神納愛、池上たっくん、山田暁、小林萌、吉沢楓、中村駿

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