ミエ・演劇ラボ2022×烏丸ストロークロック ホニホニマー舎「超現代」が本日10月15日に三重・三重県文化会館 小ホールにて開幕した。
「超現代」は2018年にスタートした、ミエ・演劇ラボから生まれた作品。ミエ・演劇ラボでは“2025年、近未来の私たちを考える”をテーマに、毎年1年かけて小作品を制作し、3年目の終わりに長編作品を作り上げることを目指しており、今回は烏丸ストロークロックの
舞台となるのは、過疎化が進む架空の町・梅阪市飯田町。“ベーシックインカム導入実験”に集まった人たちは、人とのつながりと経済的平等の矛盾に直面し……。開幕に際し柳沼は「ミエ・演劇ラボがスタートして5年。今まで公共劇場の市民参加劇にいくつも携わらせていただきましたが、これほど長い間ひとつの企画に向き合ったことはない私は、今までに見たことのない景色を見ています」と感慨を述べ、「演劇は共有の芸術とも言われるように、人が集まらなければ、作れませんし観ることができませんが、『生活様式、主義思想、趣味嗜好が多様化したこの社会で、人と人とがその違いを対話しながら超え、たがいが生きていることを肯定できる』。このホニホニマー舎で作品『超現代』を育てた年月というのは、そうした理想とも思える場所を育む時間でもあったと、いま、メンバーの人々を見ていて感じています。ここには、人が集まることでしか得られない確かな豊かさがあります。ぜひ、劇場でご覧いただければ幸いです。ご来場、お待ちしております」とコメントした。上演は明日10月16日まで。
柳沼昭徳コメント
ミエ・演劇ラボがスタートして5年。今まで公共劇場の市民参加劇にいくつも携わらせていただきましたが、これほど長い間ひとつの企画に向き合ったことはない私は、今までに見たことのない景色を見ています。
娯楽が多様化する時代ですから、舞台でしかできないこと、演劇でしかできないことってなんだろう?と、考えながらいつも作品を作っています。しかしこれまで経験したことのない度重なる中止や延期、コロナ禍は、私にとって演劇の存在を改めて考え直す機会となると同時に、人が集まることの価値を考える時間にもなりました。
演劇は共有の芸術とも言われるように、人が集まらなければ、作れませんし観ることができませんが、「生活様式、主義思想、趣味嗜好が多様化したこの社会で、人と人とがその違いを対話しながら超え、たがいが生きていることを肯定できる」。このホニホニマー舎で作品「超現代」を育てた年月というのは、そうした理想とも思える場所を育む時間でもあったと、いま、メンバーの人々を見ていて感じています。ここには、人が集まることでしか得られない確かな豊かさがあります。
ぜひ、劇場でご覧いただければ幸いです。ご来場、お待ちしております。
ミエ・演劇ラボ2022×烏丸ストロークロック ホニホニマー舎「超現代」
2022年10月15日(土)・16日(日)
三重県 三重県文化会館 小ホール
脚本:岡本拓也
構成・演出:
出演:今泉佳子、岡本拓也、すがとも、図師久美子、新美くろ、古田圭子、森下実雪、梨香 / 澤雅展
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