「砂の城」開幕、中山優馬「こんなことを思い付くとは、純矢君は本当にヤンチャな人」

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エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」が本日10月15日に開幕。それに先がけて昨日14日にフォトコールが行われた。

エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」より。(撮影:京介)

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エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」より。(撮影:京介)

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エン*ゲキシリーズは池田純矢が脚本・演出を務め、“演劇とは娯楽であるべきだ”を掲げてエンタテインメント作品を上演する企画。第6弾となる今回は、“即興音楽舞踏劇”を冠した「砂の城」が披露される。

エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」より。(撮影:京介)

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開幕に際し中山優馬は「即興音楽舞踏劇という新ジャンルで、いつもと違うことに挑戦しています。即興というのはその瞬間に生まれた感情を表現していきますが、自分の中から生まれたものだけでなく、相手役からいただくものを自分の中に取り込んで、その反応としての表現もとても大切だと思っています。即興で表現できるようにする稽古は、毎日とても刺激的でした。こんなことを思い付くとは…、純矢君は本当にヤンチャな人だと思います(笑)」とコメント。さらに「作品創りを支える知識もとてもすごく、面白い人です。こんな時期だからこそ今・この瞬間に起きている目の前のことを大切にできれば、と思います。この作品はまさに今・この瞬間、が繰り広げられている作品です。この劇場でしか観られない新鮮さを届けたいと思います」と語った。

エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」より。(撮影:京介)

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池田は「(中山)優馬君はとても素晴らしい俳優だと、改めて感じています。ご一緒するのは久しぶりだったのですが、きっとその間にご本人にも色々積み上げてこられたものがあったのかな、と思います。稽古場ではぶつかることを恐れずに、ディスカッションをしつつ稽古ができたことも、とても良かったです。そこから生まれる信頼がないと、即興という作り方は成り立たないと思います。即興とはいえ、ただその場で発生したものを出すだけでは作品にはならず、自分の中の蓄積からしか、生み出せないと感じています。ぜひ、それぞれの役者自身を感じに、劇場へいらしていただけると嬉しいです」と述べた。そのほか、キャストのコメント全文は以下の通り。

公演は10月30日まで東京・紀伊國屋ホール、11月3日から13日まで大阪・ABCホールにて。

中山優馬コメント

即興音楽舞踏劇という新ジャンルで、いつもと違うことに挑戦しています。即興というのはその瞬間に生まれた感情を表現していきますが、自分の中から生まれたものだけでなく、相手役からいただくものを自分の中に取り込んで、その反応としての表現もとても大切だと思っています。即興で表現できるようにする稽古は、毎日とても刺激的でした。こんなことを思い付くとは…、純矢君は本当にヤンチャな人だと思います(笑)。作品創りを支える知識もとてもすごく、面白い人です。こんな時期だからこそ今・この瞬間に起きている目の前のことを大切にできれば、と思います。この作品はまさに今・この瞬間、が繰り広げられている作品です。この劇場でしか観られない新鮮さを届けたいと思います。劇場でお待ちしております。

岐洲匠コメント

明日の初日、いかに自由にここに立っていられるか、それが自分の課題です。即興音楽舞踏劇というジャンルは、本当にいかに自由でいられるかが大切だと思っていて、ただ自由の幅が広すぎて難しいです…(笑)。舞台なので最低限のルールはありますが、その中で自由でいること、縛られず固定されずにいる気持ちを大事にしたいと思います。

夏川アサ コメント

初めての舞台が即興音楽舞踏劇というハイレベルな作品で、とても貴重な経験をさせていただけてとても嬉しいです。まだまだ経験が浅いので、池田さんはじめ、共演者の方々にたくさん支えていただいてここまでやってきました。23年間の殻を突き破って裸の心で、舞台に立てられれば、と思います。心から向き合ってくれた池田さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

野島健児コメント

普段は声優としてアニメーションの現場でお仕事することが多い僕にとって、稽古一つとっても、とても新鮮でなかなかできない経験をさせていただいています。新しい挑戦はとても嬉しく、二つ返事で「やります!」とお答えしたことを覚えていますが、いただいた企画書に「即興」と、見慣れない文字があったことを、その場では見なかったことにしたのですが…、こういうことだったのか!と、今改めて思っています。ゼロから役を作っていくことも含めて、初めてづくしの現場ですが、全力で取り組んでいければと思っています。

池田純矢コメント

即興という作り方は、シンプルなアイデアの思い付きで、この方法であれば120点をたたき出す芝居をお届けできるのでは、と思ったからです。(中山)優馬君はとても素晴らしい俳優だと、改めて感じています。ご一緒するのは久しぶりだったのですが、きっとその間にご本人にも色々積み上げてこられたものがあったのかな、と思います。

稽古場ではぶつかることを恐れずに、ディスカッションをしつつ稽古ができたことも、とても良かったです。そこから生まれる信頼がないと、即興という作り方は成り立たないと、思います。即興とはいえ、ただその場で発生したものを出すだけでは作品にはならず、自分の中の蓄積からしか、生み出せないと感じています。ぜひ、それぞれの役者自身を感じに、劇場へいらしていただけると嬉しいです。

鈴木勝吾コメント

即興で作品を作るにあたって、稽古では即興という概念探しから始まり、俳優、芝居って何?ということなどイチから考えて、純矢や相手役の気持ちなどたくさんのものと向き合ってきました。ピアニストのハラさんとのやりとりもとても面白く、音楽とのあり方も考えさせられるところがありました。ピアノの伴奏や音とどう共存するのか、音楽に支えてもらったりリードしたりとても不思議な感覚で板の上に立っています。どうぞ期待していてください。

升毅コメント

長らくこの仕事を続けていますが、初めてのジャンルの作品です。はじめに、純矢君からこんな構想をしていて、と話を聞いたときに、「面白そうだね!」と、観に行く気満々でした。まさか、板の上にいるとは…。観られなくて残念です(笑)。

若いみんなは、とても柔軟でどんどん新しいことを吸収していかれますね。僕は、これまで身に着けたものを取っ払うのがとても大変ですが、新しいことへの挑戦は、とても好きなので、どんどん学んでいきたいと思っています。

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エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」

2022年10月15日(土)~30日(日)
東京都 紀伊國屋ホール

2022年11月3日(木・祝)~13日(日)
大阪府 ABCホール

作・演出:池田純矢
出演:中山優馬 / 岐洲匠、夏川アサ、野島健児、池田純矢、鈴木勝吾 / 升毅 ほか
ピアノ演奏:ハラヨシヒロ

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エン*ゲキシリーズ#06 即興音楽舞踏劇「砂の城」
10/15㈯~30㈰
東京都 紀伊國屋ホール

11/3㈭~13㈰
大阪府 ABCホール

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