花總まりがエリザベート役の集大成を見せる、ミュージカル「エリザベート」本日開幕

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ミュージカル「エリザベート」が、本日10月9日に東京・帝国劇場で開幕する。

ミュージカル「エリザベート」より。

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ミュージカル「エリザベート」より。

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「エリザベート」は、ミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞、シルヴェスター・リーヴァイが音楽・編曲を手がけたミュージカル。日本では1996年に宝塚歌劇団により初演され、2000年に東宝版が上演された。2020年には東宝版の20周年記念公演が行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で全公演中止となった。

ミュージカル「エリザベート」より。

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2022年公演には、エリザベート(オーストリア皇后)役の花總まり愛希れいか、トート(黄泉の帝王)役の山崎育三郎古川雄大井上芳雄らが出演。なお、宝塚歌劇団での日本初演からたびたび本作に出演してきた花總にとって、今回の公演がエリザベート役としての集大成となる。

開幕に際して、花總は「心を込めて今できることを精一杯やりつくそうと思っております。花總まりが演じる“エリザベート”がどんなエリザベートであったかは、ご覧になったお客様が決めることだと思いますので、わたしはただ一生懸命に演じるだけです」と思いを明かし、愛希は「とにかく最後まで諦めず闘い、もがいて……エリザベートの人生を生き抜きたいと思います」とコメント。

ミュージカル「エリザベート」より。

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山崎は「どんな困難や逆境にも耐え必死で自分の人生を生き抜くエリザベート。今、この時代にこの作品が届けられることに大きな意味を感じながら、一つ一つ大切に挑みます」と抱負を語り、古川は「自分なりの“新しいトート像”を創り上げ仕上げたつもりなので、その変化をご覧いただけたら嬉しいです」と観客に呼びかけた。

東京公演は11月27日まで。その後、12月から来年1月にかけて愛知・御園座、大阪・梅田芸術劇場 メインホール、福岡・博多座で上演される。

花總まりコメント

ミュージカル「エリザベート」より。

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初日を迎えるにあたり、いつもながらですが、もっと時間が欲しいと思ってしまいます。

もうすぐ幕が開きます、心を込めて今できることを精一杯やりつくそうと思っております。花總まりが演じる“エリザベート”がどんなエリザベートであったかは、ご覧になったお客様が決めることだと思いますので、わたしはただ一生懸命に演じるだけです。来年1月31日までのすべての公演を、心を込め、1回1回を誠実に、大切にしていきたいと思っております。ミュージカル「エリザベート」の世界をどうぞお楽しみくださいませ。劇場でお待ちしております。

愛希れいかコメント

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劇場に入り、いよいよはじまるんだなと実感してきて、今は緊張感でいっぱいです。とにかく最後まで諦めず闘い、もがいて……エリザベートの人生を生き抜きたいと思います。私としては、もう一度挑戦できる喜びや緊張、様々な思いがありましたが、何よりも2020年の公演を楽しみに待っていて下さったお客様の事を考えるととても胸が痛かったので、今回はより一層気合いが入りました。今、カンパニー全体が“この作品を必ずお届けしたい”という熱い想いで溢れています。私が今できる全てを懸けて挑んで参りますので、どうぞ宜しくお願い致します。劇場でお待ちしております

山崎育三郎コメント

ミュージカル「エリザベート」より。

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2020年4月の公演中止から2年半が経ち、幕が上がるこの日をずっと待ち望んでいました。

今は、エリザベートカンパニーで帝国劇場の舞台に立てる喜びを噛み締めています。これまでルキーニとして出演してきて今回初めてトートを演じますが、稽古を重ねる中で、同じ作品でも角度が変わるだけで、こんなにも作品への捉え方、感じ方が変わるものだと驚きの連続でした。トート役に対しての解釈も、ある意味正解がなく、自分自身と向き合う時間でもありました。稽古の中で、小池先生から「孤独と陰」というテーマをいただき、自分の中にある影が反映されているトートのような気がします。そして作曲家リーヴァイさんがおっしゃっている挑戦的で攻撃的なトートも強く意識して挑みたいと思います。ついに帝国劇場で「エリザベート」の幕が上がります。どんな困難や逆境にも耐え必死で自分の人生を生き抜くエリザベート。今、この時代にこの作品が届けられることに大きな意味を感じながら、一つ一つ大切に挑みます。

帝国劇場が2025年をめどに一時休館するということも発表されましたが、今、この奇跡の瞬間を全力で楽しみたいと思います。

古川雄大コメント

ミュージカル「エリザベート」より。

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すごく緊張感が高まっています。トート役は二度目となりますが、時間を重ね経験を積んでもなお、この作品、この役の重さを感じています。稽古期間は、改めてトートと向き合って、難しさを痛感した時間でした。今回は、前回のトートから自然と進化したところ、自分の成長が活きるところや、自分がこの三年間であたためてきたアイデアを取り入れたりしたところが多数あり、観て「変わったな」と感じていただける部分が多いと思います。この作品におけるトートについてはいろいろな解釈がありますが、自分なりの“新しいトート像”を創り上げ仕上げたつもりなので、その変化をご覧いただけたら嬉しいです。

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ミュージカル「エリザベート」

2022年10月9日(日)~11月27日(日)
東京都 帝国劇場

2022年12月5日(月)~21日(水)
愛知県 御園座

2022年12月29日(木)~2023年1月3日(火)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2023年1月11日(水)~31日(火)
福岡県 博多座

脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞:小池修一郎

キャスト

エリザベート(オーストリア皇后):花總まり愛希れいか
トート(黄泉の帝王):山崎育三郎古川雄大井上芳雄
フランツ・ヨーゼフ(オーストリア皇帝):田代万里生佐藤隆紀
ルドルフ(オーストリア皇太子):甲斐翔真立石俊樹
ルドヴィカ / マダム・ヴォルフ:未来優希
ゾフィー(オーストリア皇太后):剣幸涼風真世香寿たつき
ルイジ・ルキーニ(皇后暗殺者):上山竜治黒羽麻璃央

マックス(エリザベートの父):原慎一郎
ツェップス(新聞の発行人):松井工
エルマー(ハンガリー貴族):佐々木崇
シュテファン(ハンガリー貴族):章平
ジュラ(ハンガリー貴族):加藤将
リヒテンシュタイン(女官長):秋園美緒

アンサンブルキャスト(以下男女別五十音順):朝隈濯朗、安部誠司、石川剛、奥山寛川口大地、後藤晋彦、柴原直樹、白山博基、田中秀哉、福永悠二、港幸樹、横沢健司 / 天野朋子、彩花まり、彩橋みゆ、池谷祐子、石原絵理、華妃まいあ、原広実、真記子、美麗、安岡千夏、山田裕美子、ゆめ真音

トートダンサー:乾直樹、五十嵐耕司、岡崎大樹、小南竜平、澤村亮、鈴木凌平、山野光、渡辺謙典

スウィング:廣瀬孝輔、山下麗奈

少年ルドルフ:井伊巧、西田理人、三木治人

※山崎育三郎は東京公演のみ、井上芳雄は福岡公演のみ出演。

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※2022年11月14日追記:11月14・15日の公演は、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
※2022年11月24日追記:11月23日から27日までの公演は、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。
※2023年1月2日追記:12月18日から21日までの公演は、新型コロナウイルスの影響で中止になりました。12月30日17:00開演回、1月2日12:00開演回は、公演関係者の体調不良で中止になりました。

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