宝塚歌劇星組のロックミュージカル「赤と黒」上演決定、凪七瑠海ら出演の全国ツアーも

宝塚歌劇星組「Le Rouge et le Noir ～赤と黒～」が、来年3月21日から29日まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、4月4日から10日まで東京・日本青年館ホールで上演される。

「Le Rouge et le Noir ～赤と黒～」は、2016年にフランス・パリで初演されたロックミュージカル。同作ではスタンダールの長編小説をもとにした物語が、フレンチロックに乗せて描かれる。日本初演となる今回は潤色・演出を谷貴矢が手がけ、礼真琴を中心とした星組の選抜メンバーが出演する。

併せて宝塚歌劇星組の全国ツアー公演「ミュージカル・ロマン『バレンシアの熱い花』」「ロマンチック・レビュー『パッション・ダムール・アゲイン！』」が3月26日から4月11日まで行われることも明らかに。同公演には専科の凪七瑠海、星組トップ娘役の舞空瞳らが出演。作を柴田侑宏、演出を中村暁が担う「バレンシアの熱い花」では、19世紀初頭のスペイン・バレンシア地方を舞台に、領主だった父を殺害された青年が、仲間と力を合わせて復讐を果たそうとする姿が描かれる。

また作・演出を岡田敬二が担う「パッション・ダムール・アゲイン！」では、2020年に兵庫・宝塚バウホールで上演された「パッション・ダムール －愛の夢－」を全国ツアー公演として再構成した内容が展開する。