ブス会*「The VOICE」が、11月24日から30日まで東京・遊空間がざびぃで上演される。
ブス会*は
ペヤンヌは、自身の暮らす東京都杉並区で起きている道路問題をきっかけに、今年6月の杉並区長選挙に立候補した岸本聡子に密着し、ドキュメンタリー「〇月〇日、区長になる女。」を撮影・編集。ペヤンヌはこのことに触れつつ、「杉並区で様々な出会いがあり、様々な『声』を聞きました。そして道路問題のど真ん中にある西荻窪の小さな劇場と出会いました。今この場所で演劇をやるべきだと直感的に思いました。だけどこの現実を物語にしてしまうのはちょっと乱暴ではないか。生の『声』の集積を俳優の体を通して音楽にするのはどうだろう。まだどんなことになるのかさっぱりわからないけれどこのキャストと向島ゆり子さんとだったらとっても面白い試みになることは間違いない」とコメント。そして、「ぜひ劇場に足を運んでこの土地の『声』を感じていただきたいです」と観客に呼びかけた。
「The VOICE」には
ペヤンヌマキ コメント
こんにちは。杉並区に住んで20年になるペヤンヌマキと申します。
これまで半径10メートル以内で起きたみみっちいことを題材に演劇を作ってきましたが、なんと私の半径10メートル以内で壮絶な「道路問題」が起きていました! 70年以上も前の道路計画がゾンビのように蘇った「都市計画道路」。道路ができると私が住んでいる場所は立ち退きになってしまいます。自分のことに精一杯で社会問題のことなんてこれっぽっちも考えてこなかった私ですが、自分の住まいが奪われる危機に直面して初めて、社会や政治が私たちの生活に直結していることに気づきました。
そして現在は、地域の運動に参加して「都市計画道路反対!」のハッシュタグで呟く毎日。
本当は、猫とまったりお昼寝したり、お気に入りの川沿いを散歩してバードウォッチングを楽しんだりしていたいだけだった。だけど黙ってたらこのささやかな生活が奪われてしまう。もう黙っちゃいられない。気づいてしまったのだから。
これは現在私に起きていることであり、杉並区で起きていることであり、どこでも誰にでも起こりうること。
杉並区で様々な出会いがあり、様々な「声」を聞きました。そして道路問題のど真ん中にある西荻窪の小さな劇場と出会いました。今この場所で演劇をやるべきだと直感的に思いました。だけどこの現実を物語にしてしまうのはちょっと乱暴ではないか。生の「声」の集積を俳優の体を通して音楽にするのはどうだろう。まだどんなことになるのかさっぱりわからないけれどこのキャストと向島ゆり子さんとだったらとっても面白い試みになることは間違いない。新生ブス会*がお届けする伝承スタイルの音楽劇「The VOICE」お楽しみに! ぜひ劇場に足を運んでこの土地の「声」を感じていただきたいです。
第8回 ブス会*「The VOICE」
2022年11月24日(木)~30日(水)
東京都 遊空間がざびぃ
脚本・演出:
音楽監督・演奏:向島ゆり子
出演:
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河添 誠 KAWAZOE Makoto @kawazoemakoto
ペヤンヌマキ「土地の“声”を感じて」、ブス会*が西荻窪で音楽劇を上演「The VOICE」(コメントあり) https://t.co/K2cjxnJVZn