二兎社「歌わせたい男たち」にキムラ緑子・山中崇・大窪人衛・うらじぬの・相島一之

二兎社公演46「歌わせたい男たち」が、11月から来年2月まで埼玉ほかで上演される。

本作は2005年に永井愛の作・演出で初演された作品。約14年ぶり3回目の上演となる今回は、キムラ緑子、山中崇、大窪人衛、うらじぬの、相島一之が出演する。

売れないシャンソン歌手から都立高校の音楽講師に転身した仲ミチルは、「この職をなんとしてもキープしたい」と強く決意していた。初めての卒業式の日、ピアノが苦手なミチルは国歌や校歌の伴奏を練習するために早朝から音楽室にいたが、緊張のせいかめまいに襲われてコンタクトレンズを落とし、歩くこともままならない状態に。校長の与田はミチルを気遣いながらも、「君が代」をちゃんと弾かせることに異様なこだわりを見せ……。

本作は11月13日の埼玉・富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ公演を皮切りに、来年2月4日まで東京、愛知2会場、滋賀、山形、兵庫、長野、福岡、岩手を巡演。11月18日から12月11日までの東京・東京芸術劇場 シアターイースト公演のチケット前売りは、10月15日にスタートする。