「東京芸術祭 2022 グランドオープニング」に片桐はいり・佐々木蔵之介が登場

2022年9月23日 22:39 132 7 ステージナタリー編集部

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「東京芸術祭 2022 グランドオープニング」が本日9月23日に東京・GLOBAL RING THEATRE〈池袋西口公園野外劇場〉にて開催された。

「東京芸術祭 2022 グランドオープニング」より。（撮影：二石友希）

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「東京芸術祭 2022 グランドオープニング」より。（撮影：二石友希）［拡大］

「東京芸術祭」は、東京の芸術文化を通して世界とつながることを目指し、豊島区池袋エリアを中心に2016年から開催されている都市型総合芸術祭。式典には小池百合子東京都知事、近藤誠一東京芸術祭実行委員長からの挨拶や開幕宣言が行われたほか、「となり街の知らない踊り子」出演者の北尾亘による手話ソング「ありがとうの花」の披露や、野外劇「嵐が丘」に出演する片桐はいりと「守銭奴ザ・マネー・クレイジー」に出演する佐々木蔵之介のトークセッションが行われた。

「東京芸術祭 2022 グランドオープニング」より、左から片桐はいり、佐々木蔵之介。（撮影：二石友希）［拡大］

開幕に際し片桐は「野外劇『嵐が丘』を池袋のど真ん中で、まさにここでするのかと実感しています」と述べつつ「『嵐が丘』は、愛憎劇という印象がありましたが、今回改めて読んでみて、キャサリンの激情に、人間ではない激しさを感じています。野外劇には向いている作品かもしれません」「今作はワンコインで観られてハードルが低いので、通りすがりの人も『何かやってるな』『こういう事をしている人がいるんだ』ということを知っていただけたら嬉しいです。茶々を入れるつもりでも構いません（笑）！ぜひ、覗きにきてほしいなと思います」と観客にメッセージを送る。

佐々木は「私が出演する『守銭奴ザ・マネー・クレイジー』は、以前『リチャード三世』でご一緒したシルヴィウ・プルカレーテさんの演出で、前回ご一緒した際の豊かな時間を思い出しました。プルカレーテさんの演出は、人の醜い部分を残酷に、だけど美しく強烈に、かつユーモアを交えて表現される方なので、『守銭奴』をどんな喜劇に持っていくのかとても楽しみです」と期待を述べ、「観劇は、日常が非日常になる機会でこの芸術祭を通じて、身近に肌で演劇やアートを感じていただけたらと思います」と語った。

なおステージナタリーでは「東京芸術祭 2022」特集を展開中。野外劇「嵐が丘」より小野寺修二と片桐の対談、東京芸術祭 2022グランドオープニング「シン・マイムマイム」振付を手がけたスズキ拓朗のコメントを掲載している。