藤原季節ら出演、劇団た組の“青春失踪劇”「ドードーが落下する」開幕

劇団た組「ドードーが落下する」が、本日9月21日に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオで開幕した。

本作は、加藤拓也が作・演出を手がける“青春失踪劇”。劇中では、イベント制作会社に勤める信也（藤原季節）と芸人の庄田（秋元龍太朗）、芸人仲間である夏目（平原テツ）らを軸にした物語が展開される。キャストには藤原、平原、秋元のほか、金子岳憲、今井隆文、中山求一郎、安川まり、秋乃ゆに、山脇辰哉が名を連ねた。

加藤は「ある日、友達が死ぬとだけ言い残して連絡が取れなくなって、またある日に帰ってきました。居なくなる前に遊んでいた時は楽しかったのに久しぶりに遊んだ時は何が楽しかったのか全く思い出せなくなっていました。という自分にある一つの思い出から出発した演劇です」と説明。続けて、「稽古をしながらこんなことあったな、なかったな、なんて思いながら、新しい仲間を見て昔の事を思い出したりして、ちょっと昔の事を捏造したりして、稽古場では随分と楽しい時間を過ごさせてもらいました。それで随分と楽しい劇になったんではないかと思います！ お楽しみください！」と語った。

神奈川公演は10月2日まで。その後、8・9日に長野・まつもと市民芸術館 小ホール、22・23日に北海道・札幌市民交流プラザ クリエイティブスタジオで上演される。なお当日券は、完売回を含めて毎回販売される。