「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」は、ファンタジー小説「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」シリーズの1作目を原作としたミュージカル。同小説シリーズは、アメリカの作家リック・リオーダンにより2005年から2009年にかけて発行され、2010年には映画化もされた。舞台版は2014年にアメリカ・ニューヨークのオフブロードウェイで上演。日本初演となる今回は、翻訳・訳詞・演出を
公開稽古後、取材会が実施された。岡本は「オンライン公開稽古という新しい試みで、たくさんの方に稽古を見ていただき、作品の良さが少しでも伝わるとうれしいです」と述べつつ、「ギリシャ神話をベースにした……といっても、『自分は普通ではない!?』と感じていた少年が、ある日突然『自分の父は神様だった!』と知って仲間と冒険の旅に出る、という物語です。神話の世界の登場人物が親しみやすいキャラクターとして登場する、とてもテンポの良いコメディ」と内容に触れる。さらに「演出の荻田さんとは、意見を出し合ったり話し合ったりして、支え合いながら一緒に作品を作り上げている感覚があり、とても楽しく、刺激的です」と荻田への信頼を垣間見せた。
小南は「この作品では、本読みに何日も時間をかけてキャストのみんなで理解を深め、共通認識を持てるよう演出の荻田さんが導いてくださいました。お稽古場で、キャストのみんなで試行錯誤しながら作品を作り上げている最中」と稽古の進捗状況を明かす。水田は「コメディ作品を作るうえで、キャスト同士の性格を知ることがお芝居をするときに重要になってくると思うので、稽古初日からみんな、コミュニケーションを取りながら、入り込んでお稽古していると思います。これからも空間的なディスタンスは取りつつ、心のディスタンスは取らないよう、心は密にお稽古に取り組んでいこうと思います(笑)」と話し、木内は「キャストの皆さんと毎日楽しくお稽古しています。僕が演じるグローバーは、若くてドジで茶目っ気のある役です。パーシーとの関係性も大事な要素なので、パーシー役の岡本くんと2人でわちゃわちゃやっていきたいと思っています(笑)」と語る。
宮原は「キャストの皆さんも個性豊かなキャラばかりなのでこれから一層、僕も特徴を出せたら」とコメント。壮は「圭人くんは、稽古場では寡黙ですが、芝居の中で、表情など表現がとても豊かで“饒舌”だなと感じます。圭人くんとは芝居を通してもっと交流していきたいと思います!」と意気込みを述べた。
公演は9月21日から10月5日まで東京・よみうりホール、9・10日に京都・京都劇場にて。
「盗まれた雷撃 パーシー・ジャクソン ミュージカル」
2022年9月21日(水)~10月5日(水)
東京都 よみうりホール
2022年10月9日(日)・10日(月・祝)
京都府 京都劇場
原作:Rick Riordan
楽曲:Rob Rokicki
脚本:Joe Tracz
翻訳・訳詞・演出:
出演:
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