北村諒が完全犯罪狙う17歳の主人公に、貴志祐介の小説原作の舞台「青の炎」

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舞台「青の炎」が、10月28日から11月6日まで東京・こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロで上演される。

舞台「青の炎」キービジュアル

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これは、貴志祐介が1999年に発表したミステリー小説「青の炎」を原作に、月森葵の脚本、加古臨王の演出で舞台化するもの。本作では、17歳で完全犯罪をもくろむ高校生・櫛森秀一を主人公にした物語が展開する。秀一は、女手1つで家計を担う母、そして妹と暮らしていた。しかし、その平和な生活を乱す闖入者がいて……。出演者には、秀一役を演じる北村諒のほか、飯窪春菜田中涼星松永有紗田中良子村田洋二郎荒木健太朗が名を連ねた。

なお本公演は配信を予定している。詳細は続報を待とう。また貴志、加古、そして出演者のコメントは以下の通り。

貴志祐介コメント

「青の炎」は、かつて「ハートブレイカー」という仮題を付け、デビュー前から温めていたアイデアです。

出版のめども立たないときから詳細なプロットを作って、秋葉原や鍼灸用品の専門店、レンタル私書箱などを取材に回りました。ようやく書く段となり、舞台となる湘南を自転車で走りながら、秀一の気持ちを風で感じることができました。家族を思う熱い思いと、冷酷な殺意の錯綜を、どう舞台上で表現するのか、今から楽しみでなりません。

加古臨王コメント

原作の出版から23年、初の舞台化に演出として携われること、とても嬉しく思います。

名作には普遍的なテーマが内在している。

だから時が経っても、時代が変化しても、不変的な魅力がある。

まさに「青の炎」はそんな文学作品だと思います。

原作の魅力を踏襲しつつも、どう演劇的に昇華させられるか。

小説や映画ではない舞台ならではの魅力を、キャスト・スタッフの皆と一緒に追求したいと思います。

北村諒コメント

北村諒

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舞台「青の炎」櫛森秀一役で出演いたします、北村諒です。

舞台化のお話をいただいた時、震えました。これを演劇で、生身の人間でやるのはとても挑戦的だなと。役者として、身が引き締まる思いです。

23年の時を経ての舞台化。是非、劇場で目撃してください。

飯窪春菜コメント

飯窪春奈

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福原紀子役の飯窪春菜です。

今回、「青の炎」が舞台化されること、そしてそこに出演できることを聞いた時、驚きと共に本当に嬉しい気持ちになりました。

私はもともと貴志祐介先生の小説が大好きで、マネージャーさんから今回のお話を聞いた時も、偶然カバンに「青の炎」を入れていたんです。「こ、ここ、これですか!?」と本を出した私に、マネージャーさんも驚いていました。

そして、映画「青の炎」で福原紀子を演じているのは、ハロー!プロジェクトの先輩である松浦亜弥さん。大先輩と同じ役を演じられることにも、縁を感じながら一所懸命努めたいと思います。

田中涼星コメント

田中涼星

田中涼星[拡大]

この度舞台「青の炎」に石岡 拓也役で出演させていただきます。

文学作品をやるのは久しぶりですし、今までにない新しい役どころなので個人的に楽しみにしておりますが、作品を通して舞台の可能性や面白さを改めて感じていただけるように誠心誠意努めさせていただきたいと思います。

演劇の世界を存分に楽しんでいただける作品にしたいと思うので丁寧に作りながら仕上げていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

松永有紗コメント

松永有紗

松永有紗[拡大]

舞台「青の炎」に出演させていただくことになりました松永有紗です。小説を読んだとき、衝撃的なストーリーにあっという間に惹き込まれました。愛に溢れているからこそページをめくるのが苦しくて……登場人物みんなを、そして自分自身の大切な人をぎゅっと抱きしめたくなりました。そんな作品に挑戦できることとても嬉しいです。読んだ後に感じた気持ちや繊細な感情の変化を舞台でもお届けできるように。一瞬一瞬を丁寧に、大切に紡いでいきたいです。精一杯、頑張ります! ぜひ見に来てください。

田中良子コメント

田中良子

田中良子[拡大]

物語には、出会うべき時というのがあるのかもしれないと、このお話をいただいた時に思いました。20代の頃に触れた印象とあまりに違うものを感じたからです。歳を重ねてきたけれど、まだまだもがき続けてる未成熟の自分ですが、「大人」として物語に触れていけたらと思います。とても、楽しみです。

村田洋二郎コメント

村田洋二郎

村田洋二郎[拡大]

「いつかこの作品を舞台でやりたい」と友人が言っていました。そんな友人が夢を叶えました。僕の親友であり、プロデューサーです。その夢に自分も立ち会えました。キャンバスにどんな色をのせるか、それが自分の役割と思っています。感情ってひとつの色では表せない。夢を語っていたあの時より、沢山の色を持ったと思います。沢山の思いを込めて一色ずつ演じていきたいと思います。

荒木健太朗コメント

荒木健太朗

荒木健太朗[拡大]

山本英司役を演じさせていただきます、荒木健太朗です。

原作を初めて読んだのは20年以上前でしたが、改めて読み返してみると、当時感じなかった登場人物たちの心情が伝わってきて、この作品を舞台化するんだなという高揚感もありつつ、ワクワクしながら読みました。

初日から千穐楽まで無事にやれる事さえ難しくなってきたエンタメ業界ですが、カンパニー一丸となって楽しく作品創りをして無事に皆様の元へ届けられますように。

劇場にてお待ちしております。

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舞台「青の炎」

2022年10月28日(金)~11月6日(日)
東京都 こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ

原作:貴志祐介「青の炎」(角川文庫)
脚本:月森葵
演出:加古臨王

出演

櫛森秀一:北村諒
福原紀子:飯窪春菜
石岡拓也:田中涼星
櫛森遥香:松永有紗
櫛森友子:田中良子
曾根隆司:村田洋二郎
山本英司:荒木健太朗

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※初出時、人名表記に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

読者の反応

裏本田・柴志朗(鈴木達也) @ssurahonda

「舞台化のお話をいただいた時、震えました。これを演劇で、生身の人間でやるのはとても挑戦的だなと。役者として、身が引き締まる思いです。」
北村諒が完全犯罪狙う17歳の主人公に、貴志祐介の小説原作の舞台「青の炎」(コメントあり) https://t.co/lMa95ciR6W

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