松本白鸚の「ラ・マンチャの男」“幻”のファイナル公演復活、松たか子・駒田一も続投

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松本白鸚が主演・演出を務めるミュージカル「ラ・マンチャの男」が、来年4月14日から24日まで神奈川・よこすか芸術劇場で上演される。

ミュージカル「ラ・マンチャの男」ビジュアル

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ミゲール・デ・セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」を原作とした「ラ・マンチャの男」は、脚本をデール・ワッサーマン、音楽をミッチ・リーが手がけたミュージカル。1965年にアメリカの地方都市で上演されたのち、ブロードウェイに進出。1969年に白鸚(当時は市川染五郎)主演で日本初演され、その後も半世紀以上にわたって上演が重ねられてきた。今年2月には東京・日生劇場にて、白鸚にとっての「ラ・マンチャの男」ファイナル公演を実施。しかし新型コロナウイルスの影響により、全25回を予定していた公演は7回で終了した。

ミュージカル「ラ・マンチャの男」2022年公演より。(写真提供:東宝演劇部)

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今回は“幻”となったファイナル公演が復活。出演者には白鸚をはじめ、2022年公演にキャスティングされていたアルドンザ役の松たか子、サンチョ役の駒田一、アントニア役の実咲凜音、神父役の石鍋多加史、家政婦役の荒井洸子、床屋役の祖父江進、ペドロ役の大塚雅夫、マリア役の白木美貴子、牢名主役の上條恒彦が名を連ねた。なおカラスコ役の伊原剛志が、このたび本作に初出演する。

ミュージカル「ラ・マンチャの男」2022年公演より。(写真提供:東宝演劇部)

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本日8月19日に80歳の誕生日を迎えた白鸚は「生涯で一番嬉しい誕生日になりました」と言い、「前回中止の時、劇場まで足をお運び下さったお客様のため、『ラ・マンチャの男』の火を、今日まで灯し続けて下さった皆様のため、初日から千穐楽まで一所懸命勤めるつもりです」と意気込みを語った。

松本白鸚コメント

生涯で一番嬉しい誕生日になりました。

初演は二十六歳、ブロードウエイに行ったのは二十七歳でした。それから五十三年……。

万感の思いです。

前回中止の時、劇場まで足をお運び下さったお客様のため、

「ラ・マンチャの男」の火を、今日まで灯し続けて下さった皆様のため、

初日から千穐楽まで一所懸命勤めるつもりです。

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ミュージカル「ラ・マンチャの男」

2023年4月14日(金)~24日(月)
神奈川県 よこすか芸術劇場

脚本:デール・ワッサーマン
作詞:ジョオ・ダリオン
演出:松本白鸚
音楽:ミッチ・リー
訳:森岩雄、高田蓉子
訳詞:福井崚

キャスト

セルバンテス / ドン・キホーテ:松本白鸚

アルドンザ:松たか子

サンチョ:駒田一
アントニア:実咲凜音
神父:石鍋多加史
家政婦:荒井洸子
床屋:祖父江進
ペドロ:大塚雅夫
マリア:白木美貴子
カラスコ:伊原剛志
牢名主:上條恒彦

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新木 緑(NIIKI MIDORI) @green226178

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