片岡愛之助、サプライズ登場の貞子に“見得の切り方”を伝授!新作歌舞伎「時超輪廻古井処」

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「日本怪談歌舞伎(Jホラーかぶき)貞子×皿屋敷」の製作発表会が、本日8月15日に東京都内で行われた。

左から貞子、片岡愛之助。

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左からKADOKAWAの菊池剛メディアミックス事業グループ執行役員CAO&CLO、貞子、片岡愛之助、松竹の山根成之専務取締役。

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左から貞子、片岡愛之助。

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「日本怪談歌舞伎(Jホラーかぶき)貞子×皿屋敷」は、松竹とKADOKAWAが共同で立ち上げる歌舞伎公演。本公演では、歌舞伎作品に登場する“皿屋敷伝説”と、「リング」シリーズに登場する怨霊のキャラクター・貞子がコラボレートした新作歌舞伎「時超輪廻古井処」が上演される。室町時代後期、細川氏と山名氏が国を二分して争う中、細川家の国家老・浅山鉄山は天下を掌握する野望を抱く。鉄山はまず、邪魔な忠臣・船瀬三平とその許嫁・お菊を井戸に沈めて殺害するが、自分自身も井戸に引きずり込まれてしまう。その500年後の現代、同じ井戸の傍で若者たちの謎の死を遂げていた。事件の一報を受け、神官の室戸光が調査に乗り出すが……。

脚本・構成をG2、演出を今井豊茂が担当。鉄山役に片岡愛之助、光役に今井翼、お菊役に中村壱太郎、三平役に中村莟玉、山名宗全役に市川男女蔵がキャスティングされた。製作発表会には愛之助、松竹の山根成之専務取締役、KADOKAWAの菊池剛メディアミックス事業グループ執行役員CAO&CLOが出席。山根と菊池は、コラボレーションのきっかけが、愛之助、今井、壱太郎らが出演した「GOEMON 石川五右衛門」だったことを明かしつつ、コラボレーションの喜びをそれぞれ語った。また製作発表会では、司会が「リング」の生みの親である鈴木光司のメッセージを代読。鈴木は「日本の伝統幽霊界の偉大なる先輩、お菊様と共演できること、貞子は殊の外喜んでいます。これで、ようやく一人前の幽霊になれると感無量。井戸という住まいを同じくする者同士、積もる話も山々らしく、期待に胸を膨らませている模様です。お菊さん、貞子のご指導、よろしくお願いいたします。父より」とコメントした。

片岡愛之助

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愛之助は「お話をいただいたときは『貞子のエピソードを歌舞伎化する……ということは僕が貞子を演じるの?』と驚きましたが(笑)、本作では、歌舞伎の『播州皿屋敷』と貞子の世界観が融合します。井戸は時空が歪む場。この行ったり来たりできるシステムを用いて、2つの時代をG2さんがうまいことつなげて書いてくださっている」と、内容に触れる。2011年に「播州皿屋敷」で鉄山役を演じた愛之助は「『番町皿屋敷』が有名ですが、『播州皿屋敷』は内容が随分違っていて、とても残酷で、話自体が十分ホラー(笑)。今回は、ただ怖いだけではなく、鉄山の人間らしさもより濃く出せればと思っております」と語った。

さらに「『GOEMON 石川五右衛門』をきっかけに、『時超輪廻古井処』の企画が実現したことがうれしい。『GOEMON 石川五右衛門』も和と洋のコラボレーションで、繰り返し再演される作品になりました。“傾く(かぶく)”という魂を忘れず、今回も盛り上げていきたいですし、『GOEMON 石川五右衛門』と同様に上演が重ねられる作品にしていきたい。また貞子は全世界で知られていますので、海外公演も行いたいですね」と瞳を輝かせた。また今井との共演には「『GOEMON 石川五右衛門』で何度もご一緒していますが、久しぶりの共演なので楽しみ」と話し、「(今井は)とても情熱的で真面目な方。今回は、現代人という役どころ。歌舞伎的な演技を求める場面もそんなにないと思うので、自由に羽を伸ばしてやっていただきたい」と期待を言葉に込めた。

暗闇から突然現れた貞子(右)に驚く片岡愛之助(左)。

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左からKADOKAWAの菊池剛メディアミックス事業グループ執行役員CAO&CLO、片岡愛之助、貞子、松竹の山根成之専務取締役。

左からKADOKAWAの菊池剛メディアミックス事業グループ執行役員CAO&CLO、片岡愛之助、貞子、松竹の山根成之専務取締役。[拡大]

片岡愛之助(右)から見得の切り方を教えてほしそうな様子を見せる貞子(左)。

片岡愛之助(右)から見得の切り方を教えてほしそうな様子を見せる貞子(左)。[拡大]

司会から、貞子との共演についての思いを聞かれた愛之助は、「昔から映画で観ていた貞子さんと共演することは感慨深く、ワクワクしております。ただ、一方的に画面越しでしか観ていないので、早く実際にお会いしたいですね」とコメント。すると会場が暗くなり、不穏な音楽に合わせて貞子がサプライズで登場した。突然現れた貞子に、愛之助は驚いた表情を見せたあと「はじめまして! お忙しいところありがとうございます!」と丁寧にあいさつ。念写能力で貞子からのメッセージを受け取った司会は「愛之助さん、一緒に見得を切りたいので、教えて下さい」と貞子の思いを愛之助に伝える。これを「心得ました!」と快諾した愛之助は、フォトセッションで貞子に見得の切り方を指導。2人は一緒に、指先を少し折り曲げた“貞子風”に見得を切った。

公演は10月3日から25日まで大阪・大阪松竹座にて。チケットの販売は8月24日10:00にスタート。

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「日本怪談歌舞伎(Jホラーかぶき)貞子×皿屋敷」

2022年10月3日(月)~25日(火)
大阪府 大阪松竹座

「時超輪廻古井処」

脚本・構成:G2
演出:今井豊茂

出演

浅山鉄山:片岡愛之助
室戸光:今井翼
お菊:中村壱太郎
船瀬三平:中村莟玉
山名宗全:市川男女蔵

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読者の反応

まめ。 @mamesan2013

キティちゃんもだけど、ホント仕事選ばんな、貞子さんもw😅↓【会見レポート】片岡愛之助、サプライズ登場の貞子に“見得の切り方”を伝授!新作歌舞伎「時超輪廻古井処」 https://t.co/yptBkAPNSB

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