「スカパン」のビジュアルが公開された。
お披露目されたのは、
小日向文世は「解散後にも一度だけ串田さん、大森さんとご一緒しているのですが、それ以来22年ぶりの共演です。劇団時代を思い出す、あのお二人の息遣い……今からワクワクしております。そして、今回は息子とも初共演となるのですが、今はまだピンと来ておりません。稽古が始まって、そこに息子がいるときにどんな感情が湧き上がるのか……楽しみでもあり、不安でもあります」と語った。
「スカパン」は、モリエール「スカパンの悪巧み」を原作に、串田和美が潤色・演出・美術を手がけた作品。1994年に初演され、国内のほか、フランスやルーマニアでも上演されている。今回の上演版では、主人公・スカパンを串田和美が演じ、このほかの出演者には大森、
大森博史コメント
僕が最後にスカパンに出たのは1994年アヴィニョンの演劇祭に自由劇場が参加した時のように思います、と言う事はもう28年前。その時もアルガント役を演じました。観に来てくれたパリかどこかの演劇学校の高校生たちが足を踏み鳴らしてカーテンコールしてくれたのを覚えています。あれから随分いろいろな芝居をやりましたし、多少歳を取りました(笑)。小日向さん、コヒ(愛称)とは2000年の「ヴォヤージュ」以来、つまり22年振りの共演です。お客様が楽しみにしている以上に僕はコヒと芝居するのは嬉しいです。いろいろな発想やアイデアがぶつけ合わせられるでしょう、相変わらずのコヒであったり全く新しいコヒであったり楽しみだ! そして串田さんとは深い所では信頼していますが、串田さんは新たにいろいろな思いを持ち込んで来るでしょう、益々今度のスカパンが楽しみだ!
小日向文世コメント
自由劇場時代の座長でもある串田さん演出の「スカパンの世界」、そして80歳で演じる「串田スカパン」でご一緒できることを嬉しく思っています。解散後にも一度だけ串田さん、大森さんとご一緒しているのですが、それ以来22年ぶりの共演です。劇団時代を思い出す、あのお二人の息遣い……今からワクワクしております。そして、今回は息子とも初共演となるのですが、今はまだピンと来ておりません。稽古が始まって、そこに息子がいるときにどんな感情が湧き上がるのか……楽しみでもあり、不安でもあります。
「スカパン」
2022年9月30日(金)~2日(日)※9月30日公演はプレビュー公演。
長野県 まつもと市民芸術館 小ホール
2022年10月6日(木)~10日(月・祝)
長野県 松本城大手門枡形跡広場
2022年10月15日(土)・16日(日)
茨城県 水戸芸術館
2022年10月23日(日)
福岡県 北九州芸術劇場 中劇場
2022年10月26日(水)~30日(日)
神奈川県 KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
原作:モリエール「スカパンの悪巧み」
潤色・演出・美術:
出演:串田和美、
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まつもと市民芸術館(mpac) @mpac_jp
串田和美の姿収めた「スカパン」ビジュアル完成、大森博史・小日向文世のコメントも(コメントあり) https://t.co/JuDzDyppoV